どうしよう
どうしよう
どうしよう
crisis&resolution
冬獅郎のお母さんが来て
あんな所を見られた
少ししておばさんはすぐ出て行ったけど
冬獅郎は一気に機嫌が悪くなった
「と・・・冬獅郎」
「なんだよ」
が冬獅郎に声を掛けると
冬獅郎は一目で不機嫌だと分かる様な顔をした
「ぁの・・・さっきの・・・」
「あー、もう、ホントふざけんなよなあの野郎」
ぜってぇわかってて入ってきやがった
冬獅郎はドアの方を睨みながらそう言う
「・・・・おぃ、そういえば、さっきなんて言おうとしてたんだよ」
「ぁ、あれはなんでも・・・////」
「嘘吐くなよ、俺は返事を聞いてんだ」
冬獅郎は両手での両手首を掴み逃げられないようにする
は恥ずかしくなり真っ赤に頬を染めた
「言えよ」
言ってくれよ
俺は、本当の事が知りたいんだ
「ぇと・・・////」
は俯き
一つ深呼吸をした
あぁ、恋次先輩、ごめんなさい
私は、やっぱり冬獅郎が好きです
「私、冬獅郎の事が好き・・・////」
が小さい声でそう言うと
冬獅郎は満足気な笑みを浮かべた
「良く言えたな」
冬獅郎はを抱きしめギューッと力を入れる
「と、冬獅郎////苦しいよ////」
「うるせぇな、我慢しろよ//」
やっと気持ちが繋がった
もう、絶対に離さない
冬獅郎は頭の中でそう思いながらの肩に顔を埋めた
---END---
crisis&resolution=ピンチ&覚悟