これはちょっと前の話
別にに隠してたわけじゃない
でもそれは言い訳になってしまって
俺は、と付き合う、少し前
雛森に告白されていた
This is a thing of the past now.
勿論俺は断った
その時は既に自分の気持ちに気付いていたし
もし気付いていなくても雛森とそう言う関係になるつもりはなかったから
「そ・・・っかぁ・・・」
俺がそう言ったら、雛森は苦笑しながら呟いた
流石にその顔を見ると 罪悪感
別に雛森を嫌いなわけじゃないから、余計に
あまりその顔を見ていたら俺は変な事をいうかもしれないから目を逸らした
「とにかく・・・ごめん」
「いいよ、分かってたし」
雛森はそう言っても、やっぱり辛いのか頬に涙が伝う
そして、俺の考えてもいなかったことを言った
「でも私、諦めないよ・・・」
私だってずっと日番谷くんのことが好きだったんだから
ちゃんになんか負けない
「雛森・・・お前何言って・・・;;」
「いつか絶対振り向かせるんだから・・・」
雛森はそう言って、
ゆっくりと俺に近付き・・・・
「・・・それで、どうしたの・・・?」
は俯き、ふるふると声を震わせながら言う
「・・・キス・・・、された」
嗚呼、聞かなければ良かった
信じてたのに
信じてたのに
桃ちゃんのこと、
応援してくれてる、って
ずっとずっと信じてたのに
「・・・っで、でも口じゃなくて・・「じゃあどうして、冬獅郎は桃ちゃんを庇うの・・・?」
そうだ、冬獅郎は桃ちゃんにそんな事されたのに、
なんで庇うの・・・?
やめてよ、どんどんマイナス思考になっちゃう
「ねぇなんで・・・?なんで庇うの?」
「・・・・」
「それ聞いたら益々桃ちゃんが怪しいじゃない・・・っ!」
「・・・・」
なんで何も言ってくれないの・・・?
どうしてなの、なんか喋ってよ
反論してよ、否定してよ
「冬獅郎は・・・、桃ちゃんのこと好きなの・・・?」
「っ!?何言って・・「だってそうじゃないッ!!!」
もう止めたくても止まらない
冬獅郎が反論してくれないから、否定してくれないから
私の頭の中は真っ白になった
「落ち着けよ、違っ・・「酷いよ冬獅郎・・・、冬獅郎なんて・・・」
駄目、そう思ってても
もう止まらない
「大嫌い・・・」
私はそう言って零れる涙を必死に拭いながら冬獅郎の部屋から出て行った
---END---
獅馨哉は悲恋を書くのがスキッス。(キッスキッス!/何
気が付けば・・・20話ですね、幼馴染の男の子も・・・!