「もーっ!冬獅郎の馬鹿ァ!!遅刻するぅ!!」










暫くしてと冬獅郎は家を出て学校に向かって走り出していた





「うるせぇなっ;無駄口叩いてないで走れ!」



「馬鹿ー阿呆ーチビー」



「誰がチビだッ!」


























rival in love?

























「はっ、な、なんとか間に合った・・・;」



「何息切れてんだよ」










と冬獅郎は時計を見て35分という事を確認した


HRが始まるのは40分





「走りながら、喋りすぎたっ;」



「だせ」



「なんで冬獅郎はそんな平気なのよ・・・」





冬獅郎だって私と同じくらい喋ってたのに


息切れもしていない





はローファーから上履きに履き替え


ローファーを下駄箱に仕舞った





「お前とは鍛え方が違うんだよ」



「部活一緒じゃん」





私と冬獅郎は同じ部活、バスケ部に所属している


バスケはお互い小学校の時からやっていて


冬獅郎は背は低いがとても上手だった










「なら男女の差だな!」










冬獅郎は何故だか嬉しそうに話した





そうこう話しているうちに教室の前まで着き


二人は同じクラスなため一緒に教室に入った















「あ、ちゃん、日番谷くんおはよう」










「桃ちゃんおはよ!」















二人が教室に入ると女友達と話していた桃が挨拶をしてきた





「二人とも遅かったね」



「だって冬獅郎が寝坊するんだもん」



「起こさねぇのせいでもあんだろ」



「私は悪くない!」





と冬獅郎がまた口喧嘩をし始めると


桃はそれをみてクスクスと笑い出した















「二人って兄弟みたいだよね」















「ぇ・・・」



「こんな奴と兄弟にすんじゃねぇよ」



「ゎ、私も嫌!」





は一瞬躊躇ったが冬獅郎の台詞に少し腹が立ち


慌てて自分も言い返した




「やっぱちゃんがお姉ちゃんかな」



「そりゃ当たりま・・「こんな姉有り得ないだろ、てか兄弟から離れろ;」




冬獅郎は片手での口を塞ぎ桃にそう言った










「何すんのよとうし・・「じゃあ恋人?」










桃の発言にの鼓動は一気に高まった




































「それも有り得ねぇ」




































え・・・


有り得ないって


私の事は恋愛対象外って事・・・?















は冬獅郎の言葉に耳を疑った




















「なら私は?」




















「は?何言ってんだよ;」



「冗談だよvね、ちゃんw」





桃はニコニコ笑いながらを見た





「・・・・・ぅ、うん」



「どうかしたのかよ















なんで、





なんで桃ちゃんは、





今冬獅郎にあんな事聞いたんだろう










もしかして










桃ちゃんは冬獅郎の事が




















好き?



















「ううん、なんでもない」





はそんな事を考え目に涙が浮かびそうになったが


なんとか我慢した










冬獅郎が何かを言おうとしたと同時に





チャイムが鳴り響いた




















---END---

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雛森登場。(暗ッ

すみません、獅馨哉は雛森を敵にしかできないみたいです・・・↓↓

でも頑張ってみますよ。うん、きっと・・・・・・・・・・・多分。