「ねえ、日番谷くん」
「・・・・・・・」
「日番谷くん・・・?」
「・・・・・・・」
「日番谷くんって・・「うるせぇよ!」
なんで。
なんで、こんな気持ちになんなきゃいけねぇんだよ
は、もう俺に顔も向けてくれないんだろうか
まあ、元はと言えば、全部俺が悪いのだけど・・・
I don't want not to be forgotten,and to forget.
「・・・・ごめん、雛森」
「ぅ、ううん、いいんだよ」
桃はそう言って、首を横に振った
と別れてから、今度は雛森に迷惑かけてばかりだ
別に、俺と雛森は付き合っていたりはしないのに
雛森も、俺なんて放っておけばいいのに・・・
「日番谷くん、もうそろそろ、ちゃんとやり直したら・・・?訳を話してさ・・・」
「ぇ・・・?」
「ちゃん、まだちゃんと日番谷くんの事が好きだと思うよ。今は阿散井先輩と付き合ってるけど・・・」
「そんなこと、わかんねぇだろ・・・」
「・・・私ね、もう、日番谷くんのことは引き摺ってないよ」
「!?」
冬獅郎は桃の突然の発言に目を丸くした
「最初は全然忘れられなかった。んだけどね、ちゃんと日番谷くんの姿見てたら幸せになってほしいなって思ったの」
「・・・・・」
「それに私、今好きな人がいるんだよ!」
「・・・じゃあ、のイジメは・・・」
「ぇ・・・?いじ・・きゃっ!」
「!?」
桃が冬獅郎の発言に首を傾げるのとほぼ同時に、
頭上からバケツと水が落ちてきた
「な・・、何・・・!?」
「大丈夫か雛森」
「ぅ、うん、ギリギリ当たらなかったから・・・」
『なんで今度はアンタなの・・・?』
冬獅郎が桃に近付くと、何処からかそう言う女の声が聞こえた
「誰・・・、この声・・・」
「・・・・っ」
冬獅郎は急いで水とバケツが落ちてきた所を見たが、
そこはベランダで、誰もいなかった
「もしかして・・・ちゃんを・・・」
桃は、床に広がった水を見つめながら、小さく呟いた
---END---
いえす急展開!笑
やっときたよきちゃったよ!
久しぶりの急展開!?なんか急ブレーキ的な・・・(違う
雛森の好きな人は、ご想像にお任せしますが、
獅馨哉的にはイヅルくん、だと。
たぶんイヅルくんが喜んでるよね。←