目が覚めたら、自分のベッドで寝ていた



ただいつもと違うのは、

私の事を、心配そうに見つめる桃ちゃんがいること






























The truth




























「ぁ、ちゃん!良かった・・・!」


「桃ちゃ・・ん・・・?」








身体に力が入らなくて、怒る気力もない。


本当は、なんでまだいるの。とか聞きたかったけど、

あまりにも桃ちゃんの顔が真剣だったから、聞けなかった。








「まだ此処にいてごめんね、嫌だよね、わかってる。・・・でも」











どうしても伝えなきゃいけないことがあるの。

と、桃ちゃんはそういって私の手を握った





「何、伝えたい事って・・・聞くよ」


「あのね、・・・信じてもらえないかもしれないけど、」


「・・・・・」


「犯人は本当に私じゃないの。それに、私と日番谷くんは付き合ってないんだよ」




「ぇ・・・・?」







私は呆気にとられ間抜けな声を出した






犯人が違う?冬獅郎と付き合ってない・・・?

意味わかんない。







「何、言ってんの?今更。そんなの信じられるわけ・・・」


「待ってちゃん、最後まで話を聞いて。ちゃんと話すから、全部」





桃ちゃんはぎゅっと少し力を込めて私の手を掴んだ






私はただその手を見つめてみる

ふと、冬獅郎の顔が浮かんできた



















---END---

短めです!どんどん進展させていきたいので・・・!こうなってしまうんです!
まあなんといいますか、やっと折り返し地点(?)に近付いてきたって感じです。
そろそろ皆さん誰が犯人だか想像し始めてみて下さいね!