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そして、桃ちゃんはゆっくりとゆっくりと、
一言一言を噛み締めるように話し始めた
信じられない真実
冬獅郎の本当の気持ちが、私の心を支配してゆく
同時に嬉しさと、恋次先輩への罪悪感で、
自然に、涙が頬を伝った
I think you to be dear.
「じゃあ、・・・・冬獅郎は、私のこと・・・」
「うん、日番谷くんは、萌夏ちゃんの事が好きだよ」
桃ちゃんは柔らかい笑顔を浮かべると、私の濡れた頬を手で拭ってくれた
「だから、助けてあげて?やっぱり萌夏ちゃんが隣にいないと駄目だよ日番谷くんは」
「・・・・・冬獅郎は、今どうしてるの?」
私は自分でも涙を拭い真っ直ぐ桃ちゃんを見た
「多分、今は家だろうけど、犯人を捜そうとしてると思う。もう誰も傷付けたくないんだって。だから一人で・・・」
「でも、一人じゃ無理だよね、それに一人じゃ冬獅郎が危ない」
「うん、だからね、私は日番谷くんに止められたから大きな動きは出来ないけど、出来る限り調べるから、
萌夏ちゃんは日番谷くんの隣にいてあげて?」
「・・・・・うん」
今度は私から桃ちゃんの手を少し力をこめて握った
それを見て、桃ちゃんはまた優しく微笑んだ。
さっきまで嫌だったその手は、もう嫌だなんて思わない
「桃ちゃん、今まで疑ってごめんね・・・」
「ううん、萌夏ちゃんが疑うのもわかるから・・・、私こそごめんなさい」
桃ちゃんはそういって、私に頭を下げた
「私、冬獅郎の所行ってくる」
「うん、いってらっしゃい」
「全部終わったら、またどこか遊びにいこうね」
「うん」
---END---
あああああ、ももももうすみませええええん!!!!