毎回彼は私を笑顔で迎えてくれる

























He greeted me with a smile.

























まだ寒い朝方、


一人の少女が四番隊救護室のドアを荒く開けた










「あ゛ーっ!!花太郎ッッ!!」










「は、はぃ!?」





入ってきたのは 一応 花太郎の彼女、


は入ってくるなり不機嫌そうな顔をして花太郎を呼ぶ





「どうかしたんですかさん;」





こんな朝に・・・





花太郎は吃驚しながらもに近寄る


するとは小さい声で呟いた










「・・・・・痛い」










「ぇ・・・?」










「一角にやられた・・・っ」










は少し目に涙を浮かべながら言った


花太郎はの表情を見るとそのまま視線を下に動かす


するとそこら中に痣や切り傷、擦り傷があった





「一体どうしたんですかコレ・・・;;」



「だから、一角に手合わせしてもらって・・・」





こてんぱんにやられた





は悔しそうに眉を顰める


花太郎は少しの間呆然と立っていたが


数秒後、笑みを浮かべ優しくの手を引き近くにあった椅子に座らせた





「何笑ってんだよ」





人が悔しがってんのに





は声を低くして花太郎を軽く睨む





「あ、ごめんなさい、気を悪くしましたよね;」





悪気はなかったんです


なんか、可愛くて





花太郎は頬を赤く染めながら言う


そしていくつか薬を両手に持つとの前に来る





「きゅ、急に変な事言うなよな////!!」



「あれ?さんまで照れてるんですか?」



「うるせぇ//」





は耳まで赤くして言う


花太郎は消毒薬の蓋を開けながら


その姿を見てまた笑う










「じゃ、ちょっと動かないで下さいね」





沁みるかもしれませんけど





花太郎はそう言うと脱脂綿に消毒薬を付けの傷に触れる


その時は少し顔を歪め、声を出すのを我慢した




































「はい、終わりましたよ」



「痛かった」





はそう一言だけ言って手当てしてもらった所を見る





「わがまま言わないで下さいよ;」





元々さんが怪我するのがいけないんですから


あんまり心配かけさせないで下さいよね





花太郎は小さく溜息を吐きながら薬を元あった場所に戻す










「それは・・・ごめん」










でも、私十一番隊所属だからさー、戦い好きだし





は片手で頭を掻く





「わかってますよ」





花太郎は全部薬を戻し終わるとに微笑んだ





「ちょっと心配になっただけですから」





酷い怪我でなければ、それでいいんです





花太郎はそう言って優しくの頭を撫でると


額に優しくキスをする










「だ、だから急にそういう事すんなって言ってるだろ////!!」





恥ずかしいんだよ!!


それにお前そう言うキャラじゃねぇだろ//!!





「ぇ、あ、すいません;」





花太郎は苦笑しながら笑う


はそれを見て最初は頬を膨らましたが暫くすると自分も笑い出す




















「私がまた怪我したら、笑って迎えろよな」





怒ったりすんなよ?


これが十一番隊じゃぁ普通なんだからよ





「はい、わかりました」





できるだけ努力します


でもやっぱりさんは僕の彼女なので、


心配はしますからね?










「おう!あ、じゃあそろそろ戻るかな、また一角に挑んで来るわ!」










もっと強くなりたいしな!


強くなれば怪我しなくなるだろ?


そしたら此処には手当てじゃなくて


遊び に来れるようになんだよ





はそうニコニコしながら言うと立ち上がる





「じゃーな!花太郎!」





また後で





「はい、あんまり無理はしないで下さいね」










は花太郎の言葉に頷くと元気良く扉を開けて出て行った




















---END---

うーん、影風に捧げ。はなたろーぅデス。・・・多分。
あれ?てかこれって・・・甘?そこからの問題だ・・・
まぁいいや。甘にしとけやコラ。な?コラ。(脅迫!?
それにしても久々の花太郎だわ。きっとリクが来なかっ
たら書かなk(強制終了)否、書きます!書かせて下さ
いィーーーッッ!!ごめんってば花太郎ゥーーーッ!!
やめて、そんな怖い事しないで!なんで注射器持ってる
の!?ぇ?刺す?マジ?ぃ、嫌アァアーーッ!!(逝き
影風だけお持ち帰り可能☆