かぷ、
かぷり
かぷり
「ひ、ばり、くすぐったいよ・・・!」
「ん・・、黙ってて」
彼はキスをする前に、私のいたる所を甘噛みする
かぷかぷ、優しく歯で耳朶や、指先、首筋、下唇などを挟む
「・・・・・を、全部食べ終わったよ」
「ひばり、ちゃんとキスして」
「うん、わかってる。ほら、目を閉じて」
数分後、雲雀は気が済んだのか私と目を合わせた
ゆっくりと雲雀の顔が近づいてきて、私はゆっくりと目を閉じ雲雀を待つ
ちゅぅ
重なる、唇と唇。
甘 噛 み
(僕がキスする前に甘噛みする理由は、)
(まずは身体を食べきって、)
(それから心を食べるから。)
(心も身体も食べ尽くす。は永遠に僕のもの。)