いつも通り私と武は一緒に帰ってて




今日は何故か小腹が空いたから










「武、お寿司食べたい」










って言った




そしたら















「おう、じゃあ俺ん家来いよ」















あっさりOKされた


























青の水玉

























「おっ、ちゃんじゃねーか」










「おじさんこんにちはー」





「オヤジが腹減ったって言うからなんか食わしてやって」





「おう任しとけ!!」











暫くして山本の家に着くと早速は鞄を置きカウンターに座る










「あたし鮭食べたーい」




「おう!」




「ほら、茶」




「あ、あんがとー」






はおしぼりで手を拭くと


横にいた山本からお茶を受け取る















「あ、でも待った、あたし今日お金ない」










「そんなの気にすんな、おっちゃんが奢ってやるよ!」




「おじさん大好きー」






はニッコリと笑ってお茶を一口飲んだ






「武にはあとで宿題教えてあげるね」






今日数学の宿題大量に出たじゃん






「おう、サンキュー」




「ほら、ちゃん鮭だ!」




「いただきまーす」






山本はお茶を飲みながらそう良い


はおじさんからお寿司を受け取り口に入れた






「んーっ、やっぱおじさんが握るお寿司は美味しいね」




「お、嬉しいこと言ってくれんじゃねーか」















その後もは色々なお寿司を食べ


お腹が一杯になると山本の部屋へ向かった




































「ふぅー、もう今日は夕飯いらないなぁ〜」










「オヤジにかなり食わされてたもんな」










部屋に入ったと同時には山本のベッドの上にダイブし


その姿を見ながら山本は笑いながら言った






「でも美味しかったよ、お寿司」




「そりゃどーも、てかパンツ見えるぞ」






山本はベッドの前に座りながら言う






「別に武ならいいよー、見えても」



「何言ってんだよ」



「はは、冗談」






が笑いながら寝返りを打つと


山本はピクリと眉を動かした






「ほら、見えた」



「武のえっちー」



が寝返り打つからだろ」






青だった、と山本がふざけて言うと


は少しだけ頬を赤く染める






「そんなこと言わなくて良いから!;」




「何顔赤くしてんだよ」




「さすがに恥ずかしいって!」






は起き上がりながらそう言うと


山本は文句を言いたそうな顔をした






「何さ」




「元はと言えばがいけないんだろー、俺だって抑えきれねぇよ」




「ぇ?」






「だから、もう俺は男なんだよ」






小さい頃とは確実に違う


それはだって一緒










「なに、あたしにムラムラきてんの?」










「ばっ・・・////ま、まぁそういう事になる、よな」



「なんだ、あたしだけだと思ってた」






あたしはムラムラってより、純愛だけど






「あたしホント小さい頃から武のこと好きだったんだよー」



「なら、なんでもっと早く言わないんだよ」



「だって存在が近過ぎると恋愛対象に入らないと思うじゃん」






もう家族ーみたいに思われてると思ってたし






「そうか?」




「そうだよ」






は山本にそう念を押すと



暫しの沈黙の後二人はお互いに笑った















「なぁ、キスしていいか?」





「どーぞどーぞv」





「なんだよそのノリ」






山本がに尋ねると、は嬉しそうに笑いながらベッドの落ちるギリギリまで移動した










そしてちゅっと音を立てて触れるだけのキスをする





















「おーい武!ツナ君が来たぞ!!」




















唇が離れたとほぼ同時に、下の階からおじさんの声がした






「ツナ!?ゎ、わりぃちょっと言ってくる」




「ぇ、ぁ、ちょっと、ま・・・ぎゃっ」






山本がベッドを掴みながら立ち上がったため


ギリギリに座っていたは揺れで体勢を崩して頭から床に落ちた






「いったぁー・・・・」




「大丈夫か・・・って、なんだよ青の水玉じゃねぇか」




「なっ、凝視しないでよ馬鹿!!////」






頭から落ちたため、床に落ちた瞬間にスカートが捲れ


山本は凝視しながら悔しそうに言った










「もうさっさと行け!////」






「ぁ、そーだった、ちょっと待ってろよな!」















は床に打った頭を摩りながら真っ赤な顔をして山本を見送った










山本は、絶対次こそは当ててやろ、



と小さな決心をしながらツナの待つ一階への階段を降りた




















---END---

何が書きたかったのだろう(滝汗