「きゃーっ、もうこれって凄くないスゴくない!?!?」
「・・・・うるせぇよ」
「こういうのってなんていうの!?デスティニー!?!?!?」
「・・・・・・はぁ」
新学期早々、もう先が思い遣られる
先生は、俺に何か恨みでもあるんだろうか
新しい一歩
4月と言えば、新学期
俺は高2へと進級した
新しいクラスではあいつと離れるようにと祈りながら・・・
が、しかし
「もーぅ、冬獅郎クンったらー、恥ずかしがっちゃって☆」
「お前、マジでいい加減にしろよ?」
何故かまたこいつと一緒
俺、何かいけないことでもしているのだろうか
俺が嫌がっている人物
それは、自分の幼馴染なのだけれど、
異常な程にくっついてくる
小さい子供の頃ならまだしも・・・
流石にこの歳になると周りの目が気になる
し、
俺の理性が、持たない
「だってさあー、好きなんだもん、冬獅郎のこと」
あたし一緒のクラスになれてとっても嬉しいんだよ!
と、は俺に怒られたのが気に食わないのか頬を膨らましながら言った
「よく恥ずかしくないな、そんなこと」
「あたしは正直に気持ちを言ってるだけだもん」
「お前が恥ずかしくなくても、俺が恥ずかしいんだよ」
「・・・なんで?」
言わなくて良い事を言ってしまった、と
少し後悔をした
は目をキラキラと輝かせ、俺のことを見つめる
俺は、けしてのことが嫌いでは、ない
本当の事を言うと、ずっと前から、の事が好きだった
でも、あまりにもの感情表現の仕方がストレートで、
自分の想いを告げるタイミングを逃してしまった
「(こんなにも拒絶したのに今更言えるかよ)・・・なんでもねぇよ」
「えーっ、絶対なんかあるよ!言わないなんてずるい!」
「ずるくなんかねぇよ!」
でも、今年こそ
折角一緒のクラスになったのだから
この長年の想いを伝えたい
今いる場所から、新しい一歩を
---END---
姫羅蝶香様へ相互記念夢です!
遅くなってしまって申し訳ありません!
なんかまとまりのない話で・・・より一層申し訳ないです;
こんなものでも、受け取って下さると嬉しいですー;
これからも相互様として宜しくお願いしますね!