私がお風呂から上がると何故だか冬獅郎はとても不機嫌そうだった





だから、なんだか怖くってその夜はほとんど喋らずに過ぎていった


























Believe

























じゃあ俺先行くから










冬獅郎は朝になるとさっさと仕事に行ってしまった


昨日の事まだ怒っているのだろうか?


冬獅郎は、私が隠し事をした事に気づいてる


だから不機嫌だったんだ


悪いと思うけど、言えない





は目を擦りながら布団から起き上がり支度を始めた





好きな人には心配させたくないじゃない


いつも笑っていてほしいから言わないのに





「どうすればいいの・・・」





は鏡の前に立った





やっと涙の後が消えた


ちょっと前までは凄過ぎて鏡の前に立つのも嫌だった





は自分の頬を両手で触ると軽く叩き荷物を持った










「おし、行くか」










は勢いよく戸を開け詰所に向かった




































「あら、隊長お早う御座います」










今日は早いんですね





乱菊は既に仕事を始めていた日番谷に話しかけた










「・・・・」










しかし日番谷は無視し仕事を進めた





「・・・・と何かあったんですか・・・?」





とっても不機嫌そうな顔してますよ





乱菊は呆れたように方をガクッと下げ荷物を置き日番谷に近付いた





「・・・・別になんもねぇよ」





日番谷は視線を乱菊に向けないで言った





「またまたぁー隊長顔に出やすいんですよ?」










特にの事になるとv










乱菊は少し笑いながら日番谷の顔を覗いた





「・・・・ったく、がわりぃんだ」





日番谷は一つ溜息を吐くと拗ねた子供のように話し始めた




































「まぁだからしょうがないんじゃないですか?」





は元々あーいう性格なんですよ





乱菊はいつの間にかお茶を注ぎ日番谷に渡した





「でも、俺はそういうの嫌なんだよ」





日番谷はお茶を受け取ると一気に飲み干した





「あづっ!!」




「入れたてですから」





日番谷は慌てて口を押さえた





「まぁそういうのはやっぱりと話した方がいいですよ」




「あぁ」





わかってるよ


でも、それができない


なんでだかわかんねぇけどよ










「おはよう御座いますぅー」










戸を開けが入ってきた





おはよう」




「お早う御座います」





はチラッと日番谷を見たがすぐ視線を逸らした




















「・・・・、隊長が話があるですって」




















「は!?」










日番谷は乱菊を睨んだ





「・・・・?」




「じゃ、私は退散しますねぇーw」






乱菊はそう言うとニコニコ笑いながら去って行った









「「・・・・・・」」




















---END---

祝!!20話!!