松本の野郎・・・覚えてやがれ・・・
Believe
乱菊が出て行って数分経ったが二人とも口を開かないままだった
「ごめんなさい・・・」
は目を日番谷に向けないまま言った
「・・・何がだよ」
日番谷は眉間に皺を寄せを見た
「何がって・・・」
昨日の事
私、話し途中で逃げちゃったから
は恐る恐る顔を上げると日番谷と目が合い再び視線を逸らした
「・・・、俺になんで隠し事すんだよ」
今俺から目逸らしやがったな?
「か、隠し事なんか・・・」
「してないのか?」
嘘吐くんじゃねぇよ、お前顔によく出るから簡単にわかんだよ
「・・・・してないよ」
は消えるような声で言った
「あのな」
日番谷は立ち上がりの前に立ち
の両頬を手で挟み自分と目が合うようにした
「嘘じゃねぇんなら俺の目見てちゃんと言えよ」
その不安そうな目で見ろよ
そんな目見たら、誰だってお前が嘘吐いてんのわかっちまうけどな
「俺はな、嘘吐かれんの好きじゃねぇんだよ」
隠し事されんのも
特に 好きな奴にされたくねぇ
「わかったな?」
俺は言ったからな
日番谷はそう言うとから手を離した
「ぁ、冬獅郎っ!」
その瞬間は不安そうな目をしたまま日番谷の手を掴んだ
「あ?」
なんだよ
「ぁのね、私・・・」
冬獅郎に言わなきゃいけない事があるの
---END---
乱菊好きだ。