昨日市丸隊長の部屋から帰った後
色々な事を考えた
やっぱり私は冬獅郎の事が好きだ
じゃなくて、冬獅郎の事が・・・
Believe
「お早うございまぁーす!」
「お早う」
はいつもと変わらず元気に十番隊詰所の戸を開けた
するとそこには既に仕事を始めている乱菊がいた
「今日も元気そうね、あ、隊長ならまだ来てないわよ」
乱菊はニコニコ笑いながら言った
「べ、別に私何も言ってないじゃないですか//!!」
「目が隊長を探してたわよw」
全く、二人そろって顔に出やすいんだから
「そんな事ないですもん!」
顔に出やすいかもしれないけど・・・;
それにしても冬獅郎が私より遅くなるなんて珍しいなぁ
なんかあったんだろうか
「また心配そうな顔してw・・・あ、隊長お早う御座います」
乱菊はの表情を観察していると、戸が開き日番谷が入ってきた
「おう」
日番谷は短く返事をすると乱菊を通り過ぎの前に立った
「ぁ、お早う冬獅郎」
「ぉ、おう//」
なんで顔赤くするの・・・?
私なんかした?
は一人考えていると日番谷が耳元に顔を近づけた
「昨日、楽しかったぜ//」
日番谷は言い終わるとサッと身を引き自分の席に座った
「ぅ、うん////」
「あー!また二人でぇ!!」
乱菊は書類から目を離し二人の真っ赤な顔を見て言った
「うるせぇな松本、別になんでもねぇよ」
そう冷たく言い放つと日番谷は机に置いてあった書類を手にした
「嘘は駄目ですよ隊長wねぇ?」
「ぇっそ、そんな私にふらないで下さいよ;;」
はそう言って急いで自分の席に戻った
「もぉー二人とも恥ずかしがり屋なんだからvんじゃ、後で教えてちょうだいね」
乱菊はにウインクをした
「えぇ!?」
なんで乱菊さんは私に言うんだ!
冬獅郎に言ってよぉー
はそんな事を心の中で叫びながら書類の整理をする
「あ」
なんだろうこの書類・・・
は自分の机の隅に置いてある書類に手を伸ばした
えっと・・・げっ・・・;;期限今日のだ;
なんでこんな端に置くんだよー!!
このまま私が気づかなかったらどうなってたのさ!
早くやらなきゃ
はそう思い書類の整理を止め記入に専念した
「冬獅郎」
「ぁ?なんだ」
暫くするとは書類を書き終わり日番谷の所へ行った
「あの、判子・・・」
この書類なんだけど・・・
はそう言って持っていた書類を日番谷に渡す
「おう」
日番谷はそれを受け取り一枚一枚見ていった
「・・・ん、平気みたいだな」
日番谷は書類を見終わるとすぐ横に置いてあった判子を押した
「それじゃこれを・・・・」
日番谷は書類をに渡しに行ってもらおうとしたが
回す場所を見て顔を歪めた
「どうかしたの?」
「この書類三番隊に持って行くもんだぞ」
日番谷はヒラヒラと揺らしながら言った
「え゛」
この頃三番隊にっていう書類多くない!?
誰かが仕組んでるんじゃないだろうか;
「んな訳ねぇだろ」
ったく、しょうがねぇな
日番谷は溜息を吐くと席から立ち上がりの隣に立った
「どうかしたの?」
「書類届けに行くんだよ、二人でな」
お前だけじゃ心配だし
や市丸がいるからな・・・//
日番谷はそう言って歩き出した
「あ、待ってよ!」
別に私だけでも平気だけどな;
でも、そんな優しい冬獅郎が好きなんだけど・・・v
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