うーん・・・つい勢いで此処まで来ちゃったけど・・・
どう見てもおかしいよね?
書類届けに2人で行くなんて・・・
しかも隊長とだし・・・;
Believe
「ねぇ冬獅郎?」
「なんだ」
2人は三番隊詰所の前にいた
「こっからは私一人の方がいいんじゃない?」
この書類渡すだけだし
2人で行ったらおかしいと思うんだけど・・・;
「それじゃ意味ねぇじゃねぇかよ、ほら行くぞ」
そう言って日番谷はゆっくりと戸を開けた
「あ、日番谷隊長・・・?」
戸を開けると中には吉良と何人かの隊員が仕事をしていた
「おう、吉良。これ書類だ」
日番谷はそう言って吉良に書類を渡した
「有難う御座います、ぁ、あれ?君?」
「どうも・・・」
なんでキミまで・・・?
吉良は日番谷から書類を受け取りながら聞いた
「色々ありまして・・・;「2人で来たかったから来ただけだ」
あと此処の隊にはコイツに会わせたくない奴がいるんでな
まぁいないみたいだが
日番谷はそう言うとの袖を掴み帰ろうとした
「誰にちゃんを会わせとうないん?」
市丸はニッコリ笑いながら2人の前に現れた
「ぁ・・・市丸隊・・・「帰るぞ」
が吃驚した表情をしていると日番谷は引き摺るように連れて行こうとした
「ちょい待ち、ボクの質問に答えてぇな」
逃げるなんて酷いやん
市丸はそう言って日番谷の肩を掴んだ
「うるせぇな市丸、その手離しやがれ」
日番谷は市丸を睨みつけた
「市丸隊長、その手離してあげて下さい;」
冬獅郎怒ると怖いから・・・;;
がそう言おうとすると一人の少年により阻まれた
「市丸隊長の言う通ですよ、日番谷隊長」
「げ・・・だ・・・;」
市丸の後ろからが現れるとはあからさまに嫌な顔をした
「そんな嫌そうな顔すんなよ」
は笑いながら言うと視線を日番谷に移す
あーどうしようか;
市丸隊長だけじゃなく
まで来ちゃったよ
逃げなきゃ
でも・・・逃がしてくれなさそうだなぁー;
「なんだ、俺に文句あんのか?」
「文句っていうか、俺も聞きたいんで」
はそう言うと小さく笑った
「言う必要もねぇだろうが」
それとも自分で自覚してねぇのか?
「ね、ねぇ冬獅郎;」
なんでそんな喧嘩腰なの!?
逃げようよ!!
は日番谷の耳元で呟いた
「分からねぇなら教えてやるよ、お前等2人だ」
逃げる訳ねぇだろ
喧嘩腰なのはこいつ等がうぜぇからだ
日番谷はにそう答えながら市丸たちを見る
「そら酷いなぁー十番隊長さん」
ちゃんは十番隊長さんのモンじゃないんよ?
ボク等だってちゃんに会う権利あると思うんやけどー?
市丸は一歩前に出ての頭を触った
「ねぇーちゃん?」
「えぇ!?」
市丸隊長!こういう時に私にふりますか!?
物凄く今逃げたいんですけど
「に触んなよ」
日番谷はに触っていた市丸の手を叩いた
「おー怖、ちゃんも大変やなぁー」
市丸は黒い笑みを浮かべながらゆっくりから手を離した
何今の黒い笑みは・・・;
「もういいだろ、帰らせてもらうぞ」
お前等の聞きたい事は言ったからな
そう言って日番谷はの手を再び掴み戸の方へ向かった
「またなぁー」
は小さく手を振った
今日のこの出来事できっと私はもう三番隊に行く事はないんだろうな
冬獅郎の隊にいる限り・・・
---END---
あー何人もの人を出すのは難しい!!