異動って・・・なにの・・・?

























Believe

























「隊員のよ」










が不思議そうにしていると乱菊がそう言った





「そんなのあったんですか?」





そんなの知らなかった・・・





「あんまりそういう事は話さないしね、隊長と副隊長ぐらいよ知ってるのは」





隊員達は知らないで移動してるのよ





乱菊は新しいお茶を注ぐのと同時に日番谷の湯飲みを取り出し日番谷のにも注いだ





「どうぞ隊長」



「おう」





日番谷は乱菊から受け取るとそのまま湯飲みを口に近づけた





「それで、どうやってやるんですかそういうの」



「どうやってって、ただ各隊長がほしい隊員を現在いる隊から引き抜くのよ」





まぁそこの隊長の許可が必要だけどね


だって元々六番隊にいたでしょ?


あれ実は隊長がの事気に入って引き抜いたのよw





乱菊は笑いながら言った





「そうなんですか!?」





全然そんなの気づかなかったなぁ〜


なんか嬉しいw





は横目で日番谷を見てそう思った





「えぇ、で、隊長、何があったんですか?」





異動の話って言うのは分かりましたけど・・・まさか・・・





乱菊はそこまで言うと日番谷の表情を伺った










「松本の考えてる通りだ」










日番谷はその視線に気づき、低い声で呟いた





「ぇ!?なんなんですか!?私分かんないんだけど・・・」





冬獅郎どういう事!?





は日番谷と乱菊を見た





「だからね、・・・」





乱菊は困ったような顔をした





































「市丸がお前を欲しがってるんだよ」





































ぇ・・・・?


どういう・・・





は呆然と日番谷の顔を見た





その姿を見て





、平気?意味わかってる?」





と、乱菊は心配そうに言った





「ぇ、えっと・・・;」



「だからね、今、もしかしたらは異動するかもしれないのよ」





三番隊に・・・





乱菊は溜息混じりに言った





「俺はそうさせる気ないがな」





日番谷はお茶を啜りながら言う





絶対に異動なんかさせねぇ





「当たり前ですよ」





私もが三番隊に行っちゃうのなんて嫌ですからね


も嫌でしょう?異動するの





乱菊はに尋ねた





「・・・嫌です」





此処に居たい


冬獅郎や乱菊さんの傍に





「でも隊長、途中で帰って来るのは駄目じゃないですか?」





山本総隊長に怒られますよ・・・?





乱菊は視線をから日番谷に移した





「どうだっていいんだよ、そんな事」





頭に血が上ってたんだ・・・





「で、でも、私が断れば・・・」





済むんじゃないの?





「できないのよ、じゃ」





元々は知らない事になってるんだから・・・


それに言ったでしょう?これは隊長同士で決める事なの





乱菊は残念そうに言った





「とにかく、俺がお前を移動させねぇ」





日番谷はそう言うと立ち上がり新しくお茶を注いだ





「ぅん・・・ありがとうね」





冬獅郎・・・





は優しく微笑んだ





「あぁ//」





の表情を見て日番谷は少し頬を染めた





「じゃそろそろ仕事に戻りますか」





乱菊はそう言って湯飲みを持って立ち上がり前を見ると




目を見開いた





「ん?乱菊さん?」





どうかしたんですか?





は乱菊の視線の先を見てみた










「ギ・・・ギン・・・アンタなんで此処に・・・;」










市丸隊長!?





と乱菊の視線の先には市丸が壁に寄りかかって笑っていた





「いやぁ〜十番隊長さんが途中で帰ってもうたから、続き言いに来たんよ」





それとちゃんに会いにv





市丸はに向かって微笑んだ




















---END---

泣きそ・・・