異動の話が出て一週間
市丸隊長にもにもあれから会ってない
とくに気になりはしないんだけど
逆になんだか嫌な気がしてくる
今日は何も起こらなければいいんだけど・・・
Believe
「おい、準備できたか?」
「ぁ、うん、待たせちゃってごめんね」
は鏡でもう一度自分の姿を見てから日番谷の元へ向かった
「この頃あいつ等に会ってねぇな」
日番谷は廊下を歩きながらに話した
「そうだね・・・なんか逆に嫌な感じがするよ」
私が三番隊に行ってないのもあるんだろうけど
とにかく、今日は邪魔されたくない
は不安そうな顔をした
「まぁそんな顔すんなよ、今日はあいつ等の事なんて忘れようぜ?」
これからデートなんだからよ
日番谷はそう言ってに笑ってみせた
「うん、そうだよね」
きっと今日は会わないよ
デートの場所は現世だし
「・・・なぁ、義骸ってヤツは此処で借りるんだったよな?」
日番谷は立ち止まりある建物に指をさした
「うん、阿近さんに言えば貸してくれると思うよ」
前行った時もそうしたし
はそう言って技術開発局のドアを開けた
「久しぶりでーす、阿近さぁーん?」
「ぁ?その声はか?」
はドアを開けると辺りを見回しながら阿近の姿を探した
すると大きな書類の山の間から阿近が顔を出す
「いたいた、ねぇ阿近さん義骸貸して下さい」
これから現世デートなんですv
はそう言うと後ろの方に居た日番谷の腕を掴んだ
「な、何言ってんだよ!!//」
恥ずかしい事言ってんじゃねぇ////
「ぇーいいじゃん阿近さんにくらい・・・」
他の人には言ってないんだから
乱菊さんには風邪って言っちゃったし・・・
は頬を膨らましながら言った
「あ、日番谷隊長いたんスか」
阿近は少し吃驚したように言った
「あぁ、いて悪いか?」
日番谷はその台詞に不機嫌そうに答える
「いえ、別に;あ、、義骸ならあそこにあるから使っていいぞ」
楽しんで来いデート
阿近はそう言いながら義骸のある場所を指さした
「うん、有難う阿近さん」
行こう冬獅郎
はそう言うと日番谷の腕を引っ張り義骸の置いてある場所に向かった
「あー!久しぶりの現世だぁーw」
「おい、あんまはしゃぐんじゃねぇよ;」
は現世に着くとあちらこちらの店を見て回った
「だってさぁ、今までずっと書類ばっかで全然現世なんか来てないんだもん」
冬獅郎が行かせてくれなかったんだよ
私はこれでも三席なのに
まぁそれは心配してくれてたからだから、嬉しいんだけどね
は苦笑しながら言った
「そ、そうかよ」
俺はそこまでお前を好きだったんだな・・・
いや、寧ろもう愛していたのか
日番谷はそんな事を考えながらから視線をずらした
この頃、俺はの事ばかり考えてる・・・
前の俺もこんなにあいつの事を毎日考えていたんだろうか
「ねぇー冬獅郎ぉー!」
日番谷はに呼ばれ顔を上げた
そこには大きく手を振るが立っていた
「此処寄っちゃ駄目?」
「?」
は手を振るのを止め小物屋を指さした
「可愛いのがあってね、ちょっと見たいんだけど・・・」
「あぁ、いいぜ」
日番谷がそう言うとは嬉しそうに笑い一人先に店に入っていった
今回のデートで、また何か思い出せるだろうか
・・・思い出せなくてもいい
今の俺は少しでも長い時間、お前と一緒にいたいだけなんだ
つい最近、そう気づいた
でも、なにか進展がありますように
そうすれば、きっと
市丸やに邪魔されなくなると思うから
日番谷はそう思いながらの後に続いた
---END---
んーこの頃話が進まない・・・