その日の夜、は一人早足で部屋に向かう



何かが起こりそうな気がして



一秒でも早く部屋に着きたかった















でもそれは、叶わない


























Believe

























の部屋が見えた頃


は安心したように一つ溜息を吐いた





何も起こらなかった・・・





安心したせいか歩く速度も遅くなる















それがいけなかった















はいきなり後ろから誰かに口を布の様な物で塞がれた


その布には何かが付けられており意識が段々と遠くなる


は朦朧としながらも相手が誰かを確認しようとし振り向いた





そこには、確かにの姿が・・・





はそれを確認したとほぼ同時に意識を無くした




































が目を覚ますと


そこは真っ暗な小部屋の中だった


起き上がろうとしてもまだ薬が効いているのか手足が上手く動かない










「起きたんか」










その声を聴いた瞬間、は身体を震わせる





「手荒な真似してごめんなぁ」













ちゃん













「ぃ、市丸・・隊長・・・?」



「ボクだけじゃないで」





市丸はそう言って暗闇の方に手招きをする


すると暗闇からの姿が見えてきた





「・・・・・・」



・・・//」





と目が合うと眉間に皺を寄せ切なそうな顔をする


はその表情が気になり声をかけようとするが


その声は市丸の口によって遮られる





「んぅッ!?」





市丸はの頭を押さえつけ逃げられないようにする


舌を入れられ無理に舌を絡められる





暫くして、いやらしい音を立てながらゆっくりと市丸はから唇を離した





「はっ・・・ぁ、何する・・・「やらしいなぁちゃん」





顔真っ赤やで?


そんなによかったん?





市丸はの言葉を無視し耳元で呟く





「違ッ//」



「ま、直嫌でも気持ちよぅなるわ」





此処には十番隊長さん来ないやろうし


好きなだけヤれるからなぁ





「やっ、やめ、て//」





嫌だ、私に触らないで





「何言ったって無駄やで、なぁ?」





市丸は目に涙を溜めているを見て笑い


に同意を求める





「・・・はい」



「そ、そんな」





までが・・・こんな事するなんて





の目からは涙が頬を伝った




















冬獅郎、助けて・・・




















---END---

うわ、こんなので40話突破かい。

すいません、めっちゃ獅馨哉の趣味ですわ;;