「どうだった」
「うん、命に別状はないって卯ノ花隊長が言ってた」
「そっか、良かったな」
Believe
「、大丈夫?」
あの後とは急いで日番谷を四番隊に運んだ
日番谷の傷は運良く急所が外れており、命には別状がないものだった
「え?」
「顔色、とっても悪いよ」
診察してもらった方がいいかも
はそう言っての腕を掴む
「心配すんなよ、すぐ良くなるから;」
ちょっと霊圧当てられただけだし
はの手を自分から離させ溜息を吐く
これからどうして行くべきか
市丸は自分の隊の上司
これから何をされるか分からない
でも、これで良かったんだ
「さん、岬沢さん」
「卯ノ花隊長!」
が一人そんな事を考えていると前から卯ノ花に声を掛けられた
「もう日番谷隊長に会って平気ですよ」
「本当ですか!?!行こ!!」
の顔はぱぁっと明るくなり
の手を掴み急かす様に引っ張った
「冬獅郎っ!!」
「・・・、か」
とが部屋に入ると
そこにはベッドに寝ている日番谷の姿があった
「怪我は、大丈夫・・・?」
「あぁ、こんなのすぐ治る」
だからもう悲しい顔すんなよな
日番谷はそう言って苦笑しながらの頭を撫でた
「てか俺の血付いたまんまじゃねぇか;」
汚いだろ;;
「あー、すっかり忘れてた;あとで着替えるよ」
「付けちまって悪かったな・・・、それと」
四番隊まで運んでくれてサンキュ
「と、」
日番谷はゆっくりとから視線をずらしを見つめる
「冬獅郎・・・今まで、ごめん」
は日番谷と目が合った瞬間
目を逸らしてしまった
「そんなに気にすんな」
人を好きになるのは、仕方ない事だろ
さっきの事は、別だがな
は日番谷のその一言で肩を震わせる
「ぉ、俺・・「市丸は、絶対許さねぇ」
俺の手で、決着をつけてやる
日番谷は悔しそうに拳を握った
「俺は・・・?」
「あ?」
俺だってに酷い事したなのに
なんで何も言わないんだ?
は不思議そうな、不服そうな顔をする
「心、入れ替えてくれたんだろ?」
を守ってくれたじゃねぇか
俺が頭に血が上ってる時
「・・・・おぅ」
「また、は俺との親友だ」
今俺はその頃記憶がないけど
また宜しく頼む
日番谷はそっと点滴をしている方の手をに差し伸べる
「あぁ、こっちこそよろしく//」
は目に涙を溜めながらも笑顔でその手を握った
---END---
サッキーって意外と涙脆いのかねぇ?(お前がそうしてんだろ
今回はこの前と打って変わってちょっとほのぼのにしてみましたー!
次回からまた少しは平和が戻る・・・かなぁ?