数日後、日番谷の怪我は無事完治し
前の様に平和な日が戻った
Believe
「ふぁ〜あ・・・」
「仕事中に欠伸たァいいご身分だな」
「だって眠いんだもん」
は目を擦りながら言う
と日番谷は二人して書類に向かっていた
日番谷は今まで休んでいたため書類が溜まっている
はそれに付き合っていた
「今日は残業だな」
「治ったばっかりなのにそんな事して平気なの?」
「しょうがねぇだろ」
俺は隊長だからやらない訳にはいかねぇんだよ
日番谷は机の上に置いてあったお茶の入った湯飲みに口を付け一口啜る
「・・・・は、平気かな?」
「さあな」
が窓の外を見ながらそう言うと
日番谷は再び書類に目を通しながら短く返事を返した
はあの後笑顔で帰っていった
どうして、あんな風に笑っていられるんだろう
市丸隊長の下にいるから、何されるかも分からないのに
どうにか、を助ける事はできないのだろうか
「十番隊に、これればいいのに」
「今度、頼んでやるよ」
「え、本当!?」
「あぁ」
俺もをあそこの隊に置いとくのは心配だからな
あいつは俺たちの親友だから
「ありがとね、冬獅郎」
「それより」
日番谷は立ち上がりの前に立った
「?」
「身体、平気か?」
俺全然構ってやれなかったからよ
日番谷は心配そうにの頬に触れる
は優しく笑って自分の頬を触る日番谷の手を掴んだ
「平気だよ」
大分身体動くようになったし
まだ腰痛むけどね
「もう、あんな事させねぇからな」
お前の傍にいるから
もう市丸を近づけたりしねぇ
「・・・、一緒に暮らさないか?」
---END---
久しぶりです。なんか日番谷くんが嬉しい事言ってくれちゃったよ!
てか、今回の話は最後だけが重要です★(ぇ