が俺の家に来る


正直、嬉しすぎて堪らなかった










でも










大切な事を今まで忘れてたんだ





いや、忘れてたわけではない


もう気にならなかったんだ















自分が記憶喪失の事を


























Believe

























「おし、これで片付け終わり!」



「随分早く終わったな」





はパタパタと手を叩きながら立ち上がる


自分の部屋から持ってきた荷物は綺麗に片付けられ


新しい部屋は広いくらいに感じられた










「じゃあ買い物でも行くか?」










流石にこれじゃ寂しすぎるだろ部屋





日番谷はそう言っての手を取った




「冬獅郎・・・手//」




は頬を赤め冬獅郎を見つめる




「べ、別にいいだろ//」




付き合ってんだからよ!!//





少しでもの近くにいたい


触れ合っていたいという気持ちがあるせいで


つい恥ずかしい事をしてしまう





日番谷は耳まで真っ赤にさせ


から顔を逸らすとを引っ張るように歩き出した




































「さーて、何買おうかなぁ〜v」



「あんまはしゃぐんじゃねぇぞ;?」



「わかってるよ」





はキョロキョロと色々な店を見回した





「あ、あのお店行こ!」



「ぅおっ;待てよ;;」





は何かのお店を見つけたらしく


急に走り出した





その瞬間に今まで繋がれていた手は離れ


何を思ったか日番谷は一瞬だけ切なそうな顔を見せた






































「ねぇ冬獅郎これとこれ、どっちがいいと思う?」










二人は店の中に入りは日番谷に色違いの小物入れを見せた





「どっちでもいいんじゃねーの」



「なんで、怒ってるの?」



「別に怒ってねぇよ」





日番谷は少し目を大きくしたが直に元に戻り顔を逸らした





「私なんかした?」



「だから怒ってねぇって」



「冬獅郎の嘘吐き」



「な・・・っ」





はそう言って色違いの小物入れを置き違う場所へ行ってしまった















俺は、そんなに顔に出てるんだろうか


顔に出てないはずなのに


何故かは分かってしまう





でも怒ってるんじゃない


さっき手が離れた瞬間寂しくて










あぁやってが何処かに行ってしまうんじゃないかと思って










俺が記憶を全て戻した瞬間


記憶をなくしてからの記憶が


なくならないと決め付けられるだろうか










「ぁ・・・」










日番谷がそんな事を考えてぼうっとしていると


ふと目に止まったものがあった




















「これ、あいつ似合いそうだ」




















日番谷はそっとそれに近付き手に持つ


そのまま会計に向かい










に気付かれないようそれを懐に入れた




















---END---

はい、まただよ、折角キリのいい50話突破だってのに

話は全然キリがよくないのね。まだなんか途中じゃネーかよ!

さてさて、冬獅郎はヒロインに何を買ってあげたんでしょうか。

それはまだ獅馨哉も考えておりません。(待てよ