「さぁーて、ホントにご飯は何にしよっかな」
Believe
「だからなんでもいいって言ってんだろ?」
「それが一番困るの!!」
と日番谷は家へ帰ると二人で居間に向かう
その後、は服を着替えて台所に立った
「はぁ、どうしよー」
「冷蔵庫ん中はどうなんだよ?」
そう言って日番谷は冷蔵庫を覗き込む
「・・・・肉じゃがが食いたい」
「材料あるの?」
「あぁ、見た感じ、全部揃ってる」
日番谷は冷蔵庫の中に手を入れ
ジャガイモ、人参、玉葱などを次々と取り出す
「うん、材料は揃ってるね、肉じゃがにしよう」
は日番谷が取り出したそれらを手にし流しに入れた
「じゃ、冬獅郎は出来上がるまであっち行ってて」
「なんか手伝わなくていいのかよ?」
「そんなの必要ありませんーv」
はそう言って日番谷の背中を押し台所から追い出した
「冬獅郎は出来上がるまで待っててねv」
「・・・あぁ、わかったよ」
あいつは平気だろうか・・・
包丁なんか使って指切ってないだろうな!?
火傷・・・なんかしたら一生残っちまうかもしれねぇ・・・っ!
「はぁ・・・・;;」
日番谷は台所を追い出された後
今で寝そべるは良いものの
考える事はの事ばかり
「まぁ、なんかあったら・・「きゃっ」
日番谷が深い溜め息を吐いて直に台所からの声が聞こえた
「どうした!!;」
「ぁ、冬獅郎;」
日番谷はすぐさま立ち上がりの元へ走った
しかし台所を覗いてみるとは苦笑いをしていた
「どうしたんだよ」
「ぇ、いや;ただ指切っただ・・「は!?」
がそう言って切った左の人差し指を日番谷に見せると
日番谷は眉間に深い皺を寄せて指を掴んだ
「何してんだよお前は!;;」
「な、なんでそんな怒るのよ;;ちょっと切っただけだよ?」
「もうやんなくていい」
「そんなの嫌!」
「いいからもう包丁に触んな!!」
日番谷はに怒鳴るように言い捨てる
は行き成りの事で吃驚し目を点にした
「ぁ・・・;わり・・・」
「・・・・っくる」
「??」
「冬獅郎に私が作ったご飯食べてもらいたいんだもん」
「っ////」
は泣きそうになりながらも我慢し
震えた声でそう言った
「あー・・・;わかったよ;」
怒鳴ったりしてすまなかったな
「本当・・・?」
「あぁ、作ってくれ」
「うんw」
日番谷は呆れた様にの頭を優しく撫でた
---END---
日番谷はトコトンヒロインに弱いですよね。
でもそんな所が好きだったり。
感想待ってます(●´∀´)y