冬獅郎に握られたてはきっと私が拒んでも離れなかったと思う










だってほら、










手がとっても赤くなってる





































Believe




































「・・・・・」















「・・・・・」















「・・・・・」




















日番谷はを外に連れて行き


向かい合ったまま何も言わなかった










「・・・・・・・」










「・・・・・・」










「・・・・冬獅郎、手・・・」










実はとっても痛いの


冬獅郎力加減全然してないから










は困った様に日番谷を見ると



日番谷は慌てて手を離した






「ゎ、悪い;;」



「ううん、いいんだけどね」






は苦笑し、そっと赤くなった手を撫でる






「無理矢理連れてきちまって悪かった、な・・・」






まだ一緒に居たかっただろ





日番谷は罰が悪そうに頭を掻く






「いいんだよ、あのまま居たって私泣いてただけだし」



「そんな事、ねぇよ」



「・・・っ!?冬獅郎・・・?」






日番谷はそう言うとをきつく抱きしめた






「どうしたの・・・?冬獅郎」






私、なんか不味い事言った・・・?















「・・・悪い、このままでいさせてくれ」















少しの間で良いから・・・





ほんの少しの間だけ・・・






日番谷はそう言ってもう一度小さな声で悪い、と言うと



より一層腕に力が入った






「ぅ、うん・・・?」






は不思議に思いながらも小さく頷き日番谷の背に手を回す


すると日番谷はゆっくり話し出した




















「ごめんな・・・、守ってやれなくて・・・」















「ぇ・・・?」





「俺が達を行かせたりしなかったら・・・」















こんな事にならなかった・・・










今頃、きっと・・・、あいつは笑っていた・・・















「そ、そんな事ないよ冬獅郎っ;」



「しかも・・・、助けにも行ってやれなかった・・・っ」



「それは仕方ないじゃないっ!私が我を失って助けを呼ばなかったし・・・」






はそう言うと再び目に涙を溜めた










「ごめんな、お前を守ってやれなくて・・・、の事も・・・っ」










日番谷はそう言うと黙り込む



はどうしたのかと心配で日番谷の顔を見てみると



日番谷は必死に声を堪えて涙を流していた















「冬・・・獅郎・・・」










「・・・・っ」










「冬獅郎のせいじゃ・・・冬獅郎のせいなんかじゃないよっ・・・!!」















は日番谷の着ている羽織をギュッと掴み



日番谷の肩に顔を押し付け涙を流した




















---END---

いいなーーーー!!ヒロイン!!!!(待てよ

冬獅郎をあんな子に書いてしまってすみませんでしたーーー!!!!(逃