冬獅郎が・・・死ななくて本当に良かった・・・
良かった・・・っ
Believe
「ッッ!!」
「ら・・、乱菊さん・・・」
少しして、救護室のドアが開き
荒い呼吸をした乱菊が入ってきた
「アンタ・・・大丈夫・・・?;」
乱菊は部屋の中に入るとの前にしゃがみ込みの顔をのぞく
「はい、大丈夫ですよ」
は弱弱しい笑顔を見せ乱菊を抱きしめる
「心配かけてごめんなさい・・・」
「いいのよ、そんな事・・・」
乱菊はの背中に腕を回し
背中を撫でながら卯ノ花に聞いた
「卯ノ花隊長、隊長は・・・?」
「命に別状はありません、さんも落ち着いた事ですし・・・、こちらに来て下さい」
卯ノ花は優しく微笑み
と乱菊を見てから背を向け歩き出す
二人はゆっくりと立ち上がり卯ノ花の後に続いた
「どうぞ」
シャッとカーテンを卯ノ花が動かすと日番谷の姿が見えた
日番谷の腕には包帯が巻かれており
緩んでいる胸元から胸にも包帯を巻いているのが分かった
「冬獅郎・・・」
は小さく呟くと日番谷に近付き頬に触れた
「良かったわね、」
隊長が無事で
乱菊はの肩を抱きながらそう呟いた
「命に別状はありませんが・・・・」
その瞬間、卯ノ花は言いにくそうにゆっくりと喋りだした
「強く頭を打ったみたいです・・・、なので・・・」
卯ノ花はそこで止めるとを見つめる
「記憶に、また変化が起こるかもしれません」
戻るかもしれないし・・・また無くすかもしれません
「そんなの、平気です」
はニコリと笑って日番谷の手を握った
「冬獅郎がいてくれるだけでいいんです」
冬獅郎の記憶がなくなるのと
冬獅郎がいなくなってしまうのなら
記憶がなくなった方が良い・・・
「ね・・・、冬獅郎・・・」
「・・・・・っ、」
が日番谷に声を掛けたとほぼ同時に
日番谷の瞼がピクリと動いた
「冬獅郎・・・?」
「・・・・・・・・・?」
---END---
微妙なトコで切ってスンマセン!!!((逃げ
てか誕生日に終わらせるの無理だったーーー!!!!
2006/07/22