わたしはあなたの事が大好きだから
悪口とか聞くととっても嫌なんです
本当はとっても優しいのに
とっても温かい人なのに
なんでわかってくれないのかがわからない
だから、わたしがみんなに教えてあげなくちゃ
大好きな人
「あ、雲雀さんだ」
「ちょ、ったらまた見てんの!?;」
昼休み、わたしは大体いつも教室にいる
この前席替えをして、今席は窓際の一番後ろ
昼寝したり、携帯いじったりするにはとっても良い場所
「なんで?別に見たっていいじゃん」
「その視線に気付いてこっち見たらどうすんのさ!」
わたしは窓から外にいる雲雀さんを見つめながら横にいる友達に言う
すると友達は呆れたように溜め息を吐いてカーテンを閉めた
「あ、何すんの。カーテン開けてよ!!」
「やめなって!ホント目があったりしたらお仕舞いだから」
「そんなことないよ!寧ろわたしは嬉しいもん!」
雲雀さんと目が合うなんて・・・とっても嬉しい
あの鋭い視線、一度で良いから浴びてみたい
「アンタ、絶対おかしいよ」
「おかしくなんてありませんー。雲雀さんは素敵な人だもん」
これは本当に本当
雲雀さんは怖がられているけど、
本当はとっても良い人
みんなはただそれを知らないだけ
「・・・まあ人それぞれよね・・・;」
「あ、見捨てたな?」
なんでわかってくれないんだろう
みんな人を見る目がないんだね
「そんなことないってー;あれ?雲雀さんいなくなってない?」
友達はわたしの話を逸らすようにカーテンを開け
さっきまでいた所を指差す
「えぇー!?そんな・・「ねえ、君さっき僕のこと見てたでしょ?」
「「ひっ、雲雀さん!?;;」」
がえ゛〜っと声を出していると
突然窓が開き、雲雀が入ってきた
「なんで此処に!?てか此処3階なんですけどォ!?!?」
は相当吃驚したのか、混乱気味に口をパクパクさせた
「ねえ、聞いてることに答えてよ」
雲雀は教室の中に入ると、に近付き顔を覗きこんだ
「んがぁっ//み、見ないで下さいッッ!!!!」
あの視線がッ!!やばい恥ずかしい
は急いで自分の顔を両手で覆い
椅子から立ち上がり雲雀から離れた
「失礼だね、君」
雲雀は自分の話を聞かないに苛立ち
ムスッとした顔をしての顔の前にあった手を掴んだ
「ちょっ・・・/////」
「名前は?」
「 です////」
は恥ずかしくなって俯きながらそう言うと
雲雀は何かわかったようにニヤと笑った
「そう、また会おうね」
「ぇ・・・!?////」
ちゅっ
と頬に柔らかいものが触れると
雲雀はの手を離し教室から出て行った
「うわ、アンタこれから大変だね・・・;」
「キ・・・、キキキキキキス・・・されたあ・・・/////」
「ちょっと、しっかりしなよ!!;;;」
はその場にしゃがみ込み、顔を真っ赤にしてその場に倒れた
---END---
おい、何書きたいんだ獅馨哉。