幸せで、幸せで、
死んでしまいそう
どんなに辛いことがあったって、
冬獅郎とこの子達さえいれば乗り越えられる気がする
Believe
「「「ままぁー!」」」
「何?どうしたの三人とも」
朝、が朝食の用意をしていると、
小さな三つの手にエプロンを掴まれる
「ぼくのおようふくないー」
振り向いて一番左側にいるのは三男の叶(よう)
「オレ腹減ったあー!」
真ん中にいるのが次男の映護
「僕起こしたのにぱぱが起きないよ」
そして一番右側にいるのは長男の聖騎
「もーっ、仕方ないなぁ」
は三人の言いたいことを聞くと濡れていた手をタオルで拭いた
「まず叶は、お洋服はあそこ、わかった?」
は三人の子供の目線に合わせるようにしゃがんでから椅子の上を指差した
「あー!わかったあー」
叶は大袈裟な程に首を縦に振るとパタパタと服を着に行った
「んで、映護はもう少しだから椅子座って待ってなさい!」
「えー!」
「えーじゃないの、それとご飯の前にお洋服着替えなさいって言ってるでしょー」
「ぶーっ、わかったあー!」
映護は頬を膨らまし文句を言うものの、洋服を着るため叶のいる所に歩いていった
「・・・じゃ、聖騎お洋服着替えなさいね、まま呼んでくるから」
「うん」
聖騎はに言われるとコクンと頷き二人の元に行った
は小さな溜め息を吐くと、冬獅郎のいる寝室へと向かった
生まれた子供には、考えていた通りの名前をつけた
長男の聖騎は、完全に冬獅郎に似ていて、
髪の色も同じ、目の色も同じ
そして頭の回転も速く、全然小さい子供とは思えないところがある
次男の映護は活発的でちょっと生意気
髪の色は焦げ茶っぽいから私に似たんだろうけど、目の色は聖騎と同じ
太陽の陽に当たったりすると銀色にキラキラと光ってとても綺麗だった
そして三男の叶はとても甘えん坊で
髪の毛の色は綺麗な栗色、目の色はどちらかと言えば私の方
でも目がとってもぱっちりとしていて、私なんかより何倍も可愛い
性格はきっと私の駄目なところをひいてしまったのかもしれない
「冬獅郎ー、いつまで寝てんのー」
私は寝室に入ると布団に潜っている冬獅郎の身体を揺すった
「・・・・・ぁと5分・・・」
「何言ってんの、もうみんな起きてるよ、ご飯だし」
「昨日残業だったんだよ・・・」
「駄目、今日だって普通に仕事あんだから」
はなかなか起きない冬獅郎の掛け布団を剥がした
「寒・・・、何すんだ」
「いい加減に起きなさい。ご飯食べちゃうよ!」
「・・・・っ、わかった、起きる」
冬獅郎はダルそうに上半身を起こすと頭を掻いた
「じゃあ早く着替えて来てね、映護お腹減ってるみたいだから」
「おう」
冬獅郎が起き上がり箪笥から死覇装を取り出すのを確認したは
寝室を後にし子供がいる部屋に戻った
---END---
はい!皆様のご要望にお答えしまして・・・!続編連載継続です!
三人の子供達は幼稚園・・・ぐらいの設定で!
これからはどんな話にしましょう・・・まだ考えていません!←
ほのぼの・・・なのかな?悲恋にはしずらい。(当たり前
では、これからもまた宜しくお願いしますー!
感想も待ってますです。