「ねえ晋助〜」
「あァ?んだよ」
「えっちしたい」
「は・・・?」
俺はの言葉に唖然とする
急に何言ってんだコイツ。
頭でも打ったのか?
それともなんか変なもん食ったんじゃねぇだろうな
どっちも有り得そうだ
「何言ってんだ急に」
「だーかーらー、あたしを抱いて晋助!」
「寝言は寝て言え」
「こんなこと寝言で言ったら変でしょ!どんだけ欲求不満なんだよ!」
本当に一体どうしちまったんだか
はこんなこと言う奴じゃなかった
というかまず一俺達は付き合ってもいねェ
幼馴染ってやつなだけだ
「あたし、晋助のことずっとずっと好きだったんだよ」
「あァ、そりゃあ知ってる」
「あたしも、晋助があたしのこと好きなの知ってる」
だったら気安くそういうこと言ってんじゃねぇよ
俺が今までどんだけ我慢してきたと思ってんだ
「ねえ、だから抱いて、てか抱けコノヤロー」
「おい口調変わってんぞ」
「お願い晋助、はやく」
は俺の首に両腕を回してきた
そんな色っぽい顔すんじゃねえ、勃つだろ
「チッ、うるせぇな」
俺はのことをそのまま後ろに押し倒した、
床に広がる髪の毛から、ほんのりシャンプーが香る
餓鬼なオンナ
(にゃ手を出さねぇ主義なんだよ(は本気で好きになった女だから・・・))
(やだ、抱いてよ。他の人のものなんかにならないで)
(俺はお前以外のモンなんかになる気はサラサラねえんだよ(出来るだけ大切に扱っていきたい))
(ホント・・・?嘘ついたら承知しないよ?)
(あァ、だから焦ってんじゃねえ(でもヤベーな、勃ってきた・・・))