学年一、いや、学校一馬鹿な奴に、馬鹿にされた
「〜お前ホンットに馬鹿だな〜」
「なっ、今なんていった坂田銀時っ!!」
「だからよォ、ちゃんはホント馬鹿だなァって言ったの」
私はその言葉を聞いて持っていたお弁当を落っことした
「あ、勿体ねぇことすんなよ」
「だだだ誰のせいだと思ってんの!てか学校一馬鹿な坂田銀時に馬鹿とか言われたくない!」
「なんでさっきからフルネームなんだよ」
坂田銀時はそう言いながら好物のいちご牛乳のストローに口付ける
「いつもみたいに銀ちゃんって呼べよー」
「ななななに言ってんの!いつもは坂田でしょうううがぁああああ!!」
「つか動揺し過ぎ。マジ可愛いんだけどー、食べちゃいてぇー」
「ぎゃあぁああああっ来んな天パァアアア!!!!」
「天パは正義の味方の象徴なんですー」
私に覆いかぶさってきた坂田銀時は耳元でそう囁くと
ついでにもう一言呟いた
聞き捨てならない
その一言
(俺のことだいすき)
(なっゃだ耳元でなんか言わないでよ!!//)
(なに、ちゃん耳弱いんですかー?(ニタァ))
(そそそそんなことない!超強いから!最強だから!)
(はっ、意味わかんねー。顔真っ赤だし)