人生で一生の不覚
それはきっと今日の事だろう
一生の不覚とは今日のこと
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバ・・「何がそんなにヤバイのかなー、ちゃん」
が登校中、頭を抱えながらそう呟いていると
ふと後ろから声をかけられる
「ひぃぃっっ!!修兵!!」
声を掛けたのは修兵で
何故か修兵はとても暗い顔をしていた
「いやー、あれだよ、朝コンビに行ったらジャンプ売り切れててさ!;;」
今日が発売日なのに流石ジャンプだよねー
銀●続き気になるのにさー
は修兵から目を逸らしてそう言うと
その場を逃げるように駆け足になった
「そんなのがヤバイ事な訳・・・?」
しかし、が駆け足になったと同時に修兵はの手首を掴む
「おま・・・っ、ジャンプを馬鹿にすんなよぉお!?ジャンプさんに殺されるよ!!」
「ジャンプさんて誰だよ!!;」
は修兵の手を離そうと
手をブンブンと振りながら大きな声を出す
修兵もそれに負けじと手首をより一層強く握ってつっこみを入れた
「・・・・・ごめんね、修兵」
「なにがだよ」
は何かに諦めた様に急にしょんぼりとする
「誕生日忘れてて・・・」
今日は8月15日
修兵の誕生日は8月14日・・・
あたしは修兵の彼女なのに、誕生日を忘れてた
気付いたのは今日の深夜3:00・・・
メールをしようと思ったけど、そういう時に限って充電がなくなってしまった
「俺、超寂しかった」
「うん、ごめん」
「会えなくてもメールぐらいくれると思ってずっと待ってたし」
「うん」
「途中で寝ちゃったけど」
「うん」
は俯きながら小さな声で頷くと
修兵は困ったような顔をして一つ溜め息を吐いた
「どーしてくれんの?」
俺の純情ハート傷付けて、
コレ治すには大変よ?
修兵はの両肩に手を置くと
顔を覗きこんで聞いた
「ぇ・・・、許してくれるの?」
別れたりしないで・・・?
怒らないで・・・?
「いや・・・、今俺スゲー怒ってるけど」
「やっぱり・・・」
「でも俺のこと愛してるから別れるなんてぜってー言わねぇよ」
「人様の前で軽々しく愛してるなんて言わないでよ・・・////」
修兵が真剣な顔でそう言うと
は頬を赤く染め
少し嬉しそうに笑いながらそう言った
「だからさ、今日はずっと一緒にいようぜ?」
夜も俺ん家泊まりに来いよ
ケーキ買って食おうぜ?
「ぅ、うん!・・・ぁ、でもプレゼント・・・;;」
何も用意してないや
「それなら安心しろ、俺が一番欲しいのはお金じゃ買えねーから」
それに今俺の目の前にいるし
「じゃあ今日はサービスしなきゃね」
はそう言って修兵の唇に触れるだけのキスをした
「何それ、それって夜のこ・・・「じゃっ!あたしジャンプ買いに行ってくるわ!」
もう今日ショックでコンビニに寄ってないんだよね!
先生に遅刻するーって言っといて!
「はぁ!?;」
は何かが吹っ切れた様にニッコリと笑いながら
修兵を通り抜けコンビニへ駆けて行った
---END---
な ん な ん だ あ の 終 わ り 方 は ! ! (・∀・;)
すみませんすみませんすみませんすみません!!!
ギャグセンスの欠片もなくって!!
つまらない人間でごめんなさい・・・(死
こんなんですが、79000を踏んだ彩歌様に捧げます。
彩歌様だけお持ち帰り可能。