いつもあたしの手にはいちご牛乳
いちご牛乳
「ねぇって誰が好きなのよ?」
昼の時間友達のアンコにそんな質問をされた
「ぶっ!!な、何だよ急に;;;」
あたしはついビックリして飲んでいた いちご牛乳 を噴出した
「汚いわねぇ、もう;だって毎回好きな人自分から言ってくれないから」
「だからってなんで急に・・・」
アンコはお弁当箱をしまいながら言った
「なんかこの頃アンタおかしい感じがするのよねぇ」
なんつーか急に女っぽくなったわ
「それって元々あたしが女っぽくなかったって事か・・・?」
「それもあるけど・・・ほら恋すると女の子って変わるじゃない!綺麗になるのよ」
女っぽくないのは否定しないんだコイツ・・・
まぁ確かに女っぽくないけどさ
「この頃色気が出てきたわ」
「なっ何言ってんだお前は千鶴か!?」
「馬鹿ね、違うわよ。何ヤラシイ方考えてんの」
アンコは呆れた顔をした
「で、いるんでしょ?好きな人」
「う゛・・・」
怪しげな笑みを浮かべながらアンコはに近付いた
あたしには確かに好きな人がいる
一緒のクラスの黒崎一護・・・
中学から一緒で遊んだりもした
でも高校からはお互い忙しくて全然話してない
一護はもうあたしの事も覚えているかわからないし
彼女がいるかもしれない
例えば、この前入ってきた朽木さんとか
他にも竜貴ちゃんや織姫だっているし
「黒崎一護・・・」
あいつが好きなのかアンタは・・・
とアンコは本人 一護を眺めながら言った
「えっ何あたし声に出てた!?」
「バッチリね」
「なんの話してんだよ?」
え・・・?
今の声・・・って・・・
「てか俺の名前言わなかったか?」
黒崎一護ォッッ!!
「あら、別にぃ言ってないわよ黒崎君」
「そうか?」
「えぇ、ねぇ?」
ふ、フるなよアンコ!!
「・・・ぅ、うん」
あーヤバイヤバイヤバイッ!!心臓の音が・・・
顔も熱いし、恥ずかしい////
「ならいいけどよ、それにしても二人とは久々に喋ったな」
同じクラスなのによ
「そうねぇ随分かっこよくなったんじゃない黒崎君」
アンコは普通に話せてるのに・・・あたしもなんか話さなきゃ
「何言ってんだよ変わらねぇだろ」
「そんな事ないわ、ねぇ?」
アンコはどうしてでもに話させたいらしくまた会話をフッた
「ぅん・・・一護とってもかっこよくなったと思う・・・/////」
・・・ん?あれ?今あたし変な事言わなかった・・・?
は慌てて二人を見回すと二人ともビックリしたように目を大きくしていた
「・・・それって・・・」
「ぇあ・・・その今のは・・・/////」
ど、どうしよう!!あたしはこんな事言う性格じゃないのにぃ!!
「・・・性格変わったんだな////」
赤い顔を指で掻きながら一護は言った
「も随分女っぽくなったんじゃねぇか?その・・・可愛くよ・・・/////」
最後の言葉は消えるような声で 顔をより一層赤くしながら言った
まるでいちごのように
「ぁ、ありがと・・・/////」
そう一護は言い残して席に戻っていった
「よかったわね」
「・・・ぅん」
これは期待していいのかな
あたしはまだ残っていた いちご牛乳を飲み干した
---END---
久々の短編更新ーーー。なんじゃこりゃぁああぁぁぁぁあッッ!!(パソコン投
をぃをぃをぃをぃ!!一護夢のクセして一護全然出てネェじゃねぇかよ・・・・
店の店長出しやがれ!!(ノ`^´)ノ ~┻━┻ ⊂…「必殺!卓袱台返し(星一徹流)」
あーもう本当にスイマセンね。切腹モンですか?ハィわかりました、やりますよ。