「たぁーいちょーーぅ!!」





朝からはバタバタと廊下を走りながら詰所の戸を開いた




手には数本の・・・


























毎日一本飲みましょう!

























「隊長、乱菊さんおはよーございまーす!!」















「朝からうるせぇんだよっ!」



「おはよ、





は詰所の中に入ると同時に片手を挙げ


目の前にいた日番谷と乱菊に挨拶をした





「隊長は子供のくせに朝から窶れ過ぎですよ」





は人差し指を立てて日番谷に向ける










「子供扱いすんな、それと指さすな」










日番谷は気だるそうにそう言うとの持っている物に注目した





「おい



「はい?」










「手に持ってるもんはなんだ?」
















「牛乳ですよ」















は思い出したように日番谷の前に牛乳を置いた




















「隊長毎日一緒に飲みましょ・・「馬鹿にすんじゃねぇーーーッッ!!」




















日番谷は何かが切れたように書類を宙に散らばせた





「ちょっと隊長何してるんですか;」





仕事増やさないで下さいよ





乱菊は口を片手で押さえ笑うのを我慢しながら書類を拾った





「そうですよ隊長;ただ牛乳飲もうって言っただけじゃないですか」



「それ俺を馬鹿にしてんだろ!?」



「なんでですか理由言って下さい!」





「それは・・・
俺が背・・・低いっていいてぇんだろ?」





「ぷっ、なんだ隊長認めてたんですね」





乱菊は笑いを堪えきれず腹を抱え蹲った





「ぅ//うるせぇんだよ松本ッ!!」



「なんだー、やっぱ自覚してんじゃないですか、それなら、ハイ隊長w」





はニコニコしながら日番谷に牛乳を持たせる





「毎日飲めばきっと背も高くなりますよww」















、お前知ってるか?」















日番谷は急に静かになり俯いた


はそれを不思議に思い、そっと顔を覗きこむ




































「牛乳よりな!魚の骨の方がカルシウム多いんだよ!!」





































脂肪も多いんだよ牛乳は!


俺を太らせてぇのか!?


どうせなら魚持ってこいッ!










日番谷はそう怒鳴りに牛乳を付き返した










「・・・っ、とにかく、俺は飲まねぇから・・「ゎ、私、別に隊長を太らせようとしてたんじゃ・・・」










日番谷は言葉を言い終わる前にの異変に気付き固まる


は日番谷に付き返された牛乳を抱えながら泣いていた





「あー!隊長がの事泣かしたーーー!!」





最低ェー





乱菊は慌ててに寄り添う





「は!?なんで俺が・・・;」



は“隊長のためを思って”牛乳渡したんですよ?」





それをあんな勢い良く付き返すなんてー


最低にも程がありますよ隊長ー





「ぅ、ひっく・・・いいんです乱菊さんっ私がいけないんですよ」





は流れる涙を服の裾で拭いながら牛乳を見つめる





「私が、さ、魚持ってくればよかったんです・・・っ」



「え、でも、魚は生臭いわよ!?;」





私生臭いのは嫌だわ


詰所内生臭くなりそうだし





乱菊は困ったように手を頬にあてた





「松本つっこむ所違うだろ!?・・・あーっ!もうわかったッッ!!」





日番谷はから牛乳を奪う




















「飲めばいいんだろ飲めば!!」




















「・・・飲んでくれるんですか?」



「ぁ、あぁ//折角が待ってきてくれたんだしな」





日番谷は照れ、頬を赤く染めながら牛乳の蓋を開ける





「毎日、ですからね?」



「わかってる//」






日番谷はゆっくりと蓋を開けたビンに口を近づけ一口飲んだ





飲んだ後にの顔を見てみると


は嬉しそうに笑っていた










これから太らねぇ様に注意しなくちゃな;




















---END---

何この落ちは・・・

題名が、好きだったんです・・・‖OTL