「冬獅郎、だいすき」
「あぁ、俺はのこと愛してる」
「あ、ずるい。あたしも愛してるよ」
俺との心は、もうこれ以上近付けない位近くにある
「冬獅郎、無理しなくていいよ」
「うるせー、無理してなんかねぇよ!」
「私からするから、ね?」
そういっては俺の頬に優しく触れた
そして、
ちゅ
と、柔らかいピンクの唇が俺の唇に触れる
目の前にあるの顔、
でもそれは、俺から近寄る事は難しい
顔の距離、心の距離
(心はこんなにも近いのに、)
(顔だけの距離が縮められない。)
(それは全部俺のせいで)
(悔しくて悔しくて堪らない)