「〜、」
「なに、銀ちゃん」
「腹減った」
「自分でつくれば?」
私は読んでいたジャンプから視線を上げたものの、すぐに元に戻し再び読み始めた
「ちょっ・・・!何どうしたの、銀さん泣きそうなんだけど・・・!!」
「なんでよそのくらいのことで。私今ジャンプ読んでるの」
「は銀さんよりジャンプを取るのか!?つか反抗期!?」
「え、ちょっと銀ちゃんウザいんだけど・・・」
「・・・・!!」
私があえて視線をジャンプに向けたままそう言うと、
銀ちゃんはソファーに倒れてフリーズしてしまった
「あーもう、仕方ないなぁ、蕎麦でいい?」
「・・・・ぇ?」
「銀ちゃんにそうされてるとなんか嫌だからつくってあげる!」
「それって遠回しにウザいって言ってない!?」
「言ってない!」
私は少し強めに言ってから立ち上がり台所に向かった
「あ〜もう折角いいところだったのに〜」
台所に行ってエプロンを付けると、
いきなり後ろから抱き締められる
「あ〜もう愛してる」
「ちょ、銀ちゃん、つくれないんだけど!」
「もうさ、なんつーか、銀さん決めた!」
「な、なによ・・・;」
こどもつくろうぜ!
(死ね、この天パ)
(ぃっ、痛ェ!!髪の毛引っ張んなって・・・!!)
(普通違うだろうが!順序がァアア!!)
(ちょ、ホント抜けちゃう!!やめてちゃんんっ!!冗談だからァ!!;)