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朝7:30、私は静かにふかふかのベッドの中で目を開けた
ごろん、と寝返りを打ってから枕元に置いてあった携帯を開く。
着信10件
メール5件
「ぇえええええぇええええッッ!?!?!」
あたしは吃驚してベッドから上半身を起こした。
着信もメールも、全部高杉君からのもの。
「も、もしかして・・・昨日私が先に寝たから・・・?;」
メール文には、それが分かる様に
「明日ちゃんと朝電話しろよ」
「おい、なんで返事かえさねえんだバカ女」
「もしかして寝てンのか?」
「電話も出ねえし・・・起きねえと明日知らねぇぞ」
「死ね」
と、送られてきている。
「って死ねって何!?え、死ねって!!!!こわッッ!!!!」
私はベッドに勢い良く携帯を投げつけ頭を抱えた
今日学校行かない方がいいかな・・・。
絶対殺されるよ、絶対殺られるよ・・・。
それか犯され・・・いやそれはないか、ブスブス言われてるし・・・。
「・・・・と、取り敢えず、電話しなきゃ、怖いけど・・・」
私は自分が投げた携帯を再び手に持ち、
昨日登録したばかりの画面を出した。
高杉様
080XXXXXXXX
画面を出して通話ボタンを押した。
ついでに言うと、【高杉様】なんて私が入れたんじゃないです。
高杉様に携帯を渡したら(奪われたら)こうなってたんです。
って、様付けしてるし自分ッ!!;
プルルルルルル・・・
電話でこんな緊張するなんて、いつぶりだろうか・・・。
この待っている時間がとても長く感じる。
出られても困るけど、出られないでも心臓に悪い。
そう思った瞬間、呼び出し音が止まり、
いかにも不機嫌そうな声が聞こえた
「・・・・・誰だ」
うわぁああああああっ、こわぁああああああああっ!!!
声低ゥッ!いつも低いけど、もっと低ゥウウウウッ!!!
「ぁ、安藤ですけ・・「死ねこのバカ女」
ちょっと、ヤバくない?
確実キレてるよね、コレ。
名前言った瞬間死ねって、ヤバ、また絶体絶命!?
「ぁ、あの、ききき昨日はその、先に寝てすみませんでし、た・・・」
「・・・・・」
「きょ、今日はもうなんでもしちゃいますんで、どどどどうか殺さないで下さいッ!!;」
「・・・・今言った事、ちゃんと守れよなァ」
「ぇ・・・」
今絶対、私の嫌いな笑みを浮かべただろう
「取り敢えず、今日昼休みに屋上来い」
「ぇ、ぁ、わかりました」
「それから、来る時購買で食いモン買って来い、勿論お前の奢りで」
「は、はい」
珈琲牛乳
と
焼きそばパン
(もしちげぇモン買ってきたら犯すからな)
(ぁ、はぃ、ってえぇええええ!?)
(昼休み始まって3分で来いよ…ブツッ)
(き、切りやがったコイツゥウウウウッッ!!購買部まで3分だ馬鹿ァアアアッッ!!)