雲雀はいつも独り




























それは小さい頃から




ずっとずっと







































雲雀は強くてなんでも一人でできちゃうから、勉強も遊びも、喧嘩も






だからだからずっと独りぼっち










































でもそれは、雲雀の弱点を丸見えにしてしまう

































雲雀は孤独なの







































実は淋しいんだと、あたしは思ってる
























































「ねえ雲雀」





「・・・・・今日も来たの?毎回毎回ご苦労だね」





「小さい頃からの付き合いじゃない」





「僕は付き合った記憶はないけど」





「つれないなぁ」
















































本当は嬉しいんでしょ。















ちゃんと分かってるよ。







































だってだって、










































雲雀はあたしが会いに行くとちゃんと美味しい紅茶を出してくれる















































強さ故に、
孤独

(中学生の時の雲雀ってホント孤独の塊みたいだったよね)
(うるさいな、また思い出話?よく厭きないね)
(いいじゃんよーあたしと雲雀の色恋話なんだから!)
(別にいいけど・・・自分の子供に何回も言うのは止めたら?覚えたらどうするの・・・(溜息))