「おい、帰っていいか?」
「ちょ、駄目だよトシ!てか見捨てんなよバカ!」
「いつまでもウジウジしてんじゃねぇよ。うぜぇ」
トシはそういって懐から煙草を取り出し火をつけた
銀時と高杉がいた図書室に数時間後、
今度は違う二人がいた。
「此処図書室だよ。禁煙だよ」
「るせぇ、お前のせいだ」
「人のせいにしないでよー!あーもう!どうしよ!なんでこんな気持ちになっちゃったんだろ!」
「んなもん知るか。さっさと言っちまえよ本人に」
土方はダルそうにそういうと、煙草を煙を口から吐く
「そんな軽く言わないでよね!あたしはクラスも一緒じゃないんだから・・・」
「だからってなんで俺が放課後部活も休んでお前の話し聞かなきゃなんねーんだよ」
「そりゃあトシが高杉くんと同じクラスだし、あたしの幼馴染だし?」
「ったく・・・ん?」
土方は会話と途中で止め、ポケットの中に入っていた携帯を取り出した
「メール?」
「あぁ、・・・・・・俺帰るわ。用事思い出した」
「は!?何言ってんの!?ちょ、行かないでよぉ!;」
「多分その気持ち今日解決するぜ」
「意味わかんないから!;」
吸っていた煙草を携帯灰皿の中に入れ、
早々と帰りの支度を済ませ土方は立ち上がった
「あと10分ぐらいしたら昇降口行ってみな」