「ねえ、総悟消しゴム貸してー?」
「・・・・・・・・・ほらよ」
ポン、と私の机に投げられた消しゴム
私はそれを掴むとそれが飛んできた隣の席を見る
「ありがとー」
「別にいいでさァ。お礼は頬にキスで」
「ふは、考えとくー」
「え」
私が笑いながらそういうと、総悟は呆気にとられたのか私を見つめた
「マジですかィ?」
「え、・・・・・・・・え?」
色付いた桃色の頬
(なんで・・・頬赤いの・・・・・・?)
(・・・・・・・・・気のせいでさァ)
(いやいや着のせいじゃないでしょ!も、もしかし・・)
(コラーうるさいぞーげんてーん!)
(え゛っ)