俺が今思っている事、
いい加減に離れて欲しい。
酒臭い。
こいつに酒飲ました奴後で殺す。
「おい、お前酒臭い。離れろ」
「えぇ〜やぁ〜らっ!とーしろ気持ちいーんらもんっ!」
「・・・松本、テメェ明日覚えてろよ」
「え゛っ、ちょっと隊長!あたしのせいじゃ・・・」
俺は松本の言う事を無視して俺に凭れ掛かっていたを引き離した
「帰るぞ」
「やあーら!まだあたしお酒のむもーん!とーしろも飲もぉ?」
「やだじゃねぇ。そんなデロデロじゃあ後が面倒だろうが」
「い゛や゛ぁあ〜!だれかあ〜ひとしゃらひですう〜〜!!」
「暴れんじゃねぇよ!;」
俺はを抱き上げ歩き出す。
は相当嫌なのか、足をジタバタさせてなんとか降りようと試みていた。
「まってぇ〜、ちゃ、ちゃあんとかえりゅかりゃ!だかりゃ一回すとーっぷ!」
「あ?何だよ」
できる事なら早くこの場から立ち去りたい。
こんな酔っている、正直言えば可愛過ぎる。
一秒でも他の奴等なんかに見せていたくない。
「とーしろが、いまここできしゅしてくれたりゃかえるー」
「はぁ?;」
「だーきゃーらあ!きっす!いまここでー!」
何を言うかと思えば・・・・、
全く何考えてんだこいつは。
いつもなら人前とか嫌がるくせに。
「キスしたら絶対帰るからな」
「んー!もっちろーん!」
「ちっ」
ちゅぅ、
と俺は噛みつくようににキスをした
やはり周りはそれに気付いて、
恥ずかしそうに顔を逸らす奴もいれば、冷やかす奴もいる。
あーやべ、止まんねーかも。
満月に見られながら
(んっ…と、しろぅ……)
((今日はこのまま俺の部屋だな…)…っはっ、)
(……すぅーすぅー)
((早っ;まさか寝ぼけて…)……まあ部屋に着いたら起こせばいいか)
日都瀬芳さまに捧げます!