一日目開始

























争奪戦

























私は今何処へ向かっているんだろう・・・










「ねぇ、市丸隊長」





「何?」





「何処向かってるんですか?」





さっきからずっと廊下歩いてるんですけど





「んーボクのお気に入りスッポットに行こうと思って」





今日晴れとるしw





そう言いながらの手を引いた





「そうなんですか・・・後、もう一ついいですかね?」





「ん?」





さっきからとっても気になってた










「後ろなんかいっぱいいるんですけど;」










ゾロゾロと・・・ご苦労なこった





「それは気にしちゃアカンよw」





でも視線がとっても痛いんですけどー



特に手に視線がきている気が・・・





「そんな事気にしとったら2日間やってけへんよ」





手に視線がきてんは羨ましいんよみんな










「いつまで歩くつもりなんだ兄達は」





と市丸が話していると後ろから追い掛けて来ていた朽木が口を開いた





「朽木隊長」





あなたまでいたんですか・・・;





そんな奴ではなく私と来い」





「へ?」





朽木はの近くまでくると手を掴んだ










「何言ってやがんだ朽木、は俺と訓練所で殺り合うんだ」





朽木がの手を掴んだと同時に更木が朽木の手を掴みながら言った





「は!?」





殺り合うって物騒だな・・・絶対嫌だ。死んじゃうもん私










君、僕と現世に降りてデートしないかい?」





藍染は微笑みながらに近付いて来た





藍染隊長・・・今日も笑顔が素晴らしい!!










そんな笑顔も束の間・・・










「何勝手にを誘ってんのや、ボクが一番にを誘ったんやで!!」





「うるせぇ、んなもん関係あるか!!」





「その通りだ」





「そうだよ市丸、君は君のものじゃないんだから」










4人は喧嘩を始めてしまった










「この争奪戦こそはを貰うんや!!」





「そう考えているのはみんな一緒だと思うよ」





あー嫌だ。なんでこんな事になっちゃったんだろ・・・





はその風景を一人端っこで見ていた





別にいいじゃんねぇー、喧嘩するような事じゃないよ



詰まんないなー中々この喧嘩終わらなそうだし



どっか行っちゃおー♪





は立ち上がりそっとばれない様に4人から離れていった




































さて、何しよっかなー



自分の部屋に戻っちゃいけないらしいし・・・



何処行こう



やっぱあそこかな




































「んー良い天気の時は此処に限るw」










は一人屋根の上に来ていた





此処なら誰にも邪魔されずにいられるだろう





は一つ欠伸をすると屋根の上に寝転んだ





昨日あんま寝れなかったし



丁度いい・・・や・・・・





はゆっくりと目を閉じた




































「いい加減諦めたらどうや」





「テメェが諦めれば済む事じゃねぇか」





その頃4人は今だ同じ場所で喧嘩をしていた










「くだらねぇ・・・」










「なんやの十番隊長さん」





その喧嘩をずっと見ていた日番谷が呟いた





「馬鹿じゃねぇのかあんた等。いないのに話したって無駄じゃねぇか」





他の奴等はみんな探しに行っちまったぜ?





「「「「??」」」」





4人は辺りを見渡しがいない事に気がついた





君は一体?」





「とっくに逃げた、場所はわからねぇ」





まあ、だいたい検討はつくがな





「ちぇー逃げられてもうたかぁーほな、ボク探しに行ってくるわー」





「待て市丸」





日番谷は市丸を止めた





「何?十番隊長さん」





「今日の夜・・・・」




































「・・・・・・・ん」





今何時かな?随分寝ちゃったみたいだけど





は目が覚めると起き上がり辺りを見渡した










「あ、やっと起きたのか」










「冬獅郎」










の後ろに日番谷が立っていた





「そんな所でなにしてんの?」





いつからいたんだろう





「お前が起きんの待ってたんだよ」





そう言うとの隣に腰を下ろした










「今日の夜、みんなで集まって飲み会やる事になったぜ」










京楽が楽しみにしてる



もちろん他の奴等もだがな





「えーヤダなぁ、途中で抜けさせてくれなそうだし」





だって参加者の人達ってみんな酒癖悪そうじゃん



特に市丸隊長とか・・・京楽隊長とか・・・





「まあ、は強制参加だからな。何言ったって無駄だ」










俺だって楽しみにしてんだからよ










「・・・うん」





今のは、口説いたつもりなのかな?



“俺だって楽しみにしてんだからよ”って



もし違ったとしても、なんなんだろう



今、とっても胸が弾んだ










「そういや、決めたのか?」





「へ?何が?」





私がそんな事を考えていると冬獅郎は思い出したように言った





「今回の争奪戦の勝者」





ああ、それね





「ううん、まだ決めてないよ」





まだ始まったばかりだし





「そうなのか。・・・





「?」





冬獅郎は私の名前を呼ぶと、急に真剣な顔になった




















「俺は、お前の事本気だからな。絶対他の奴等になんか渡さねぇ」




















そう言うと冬獅郎は私の頬にキスをした





「な////何すんのよ!!」





キスなんて////










いつも俺の事餓鬼餓鬼言ってただろ、だから分からせてやろうと思って」










俺は餓鬼じゃなねぇんだよ










ニヤッと日番谷は笑った




















「油断してると知らねぇからな」




















「////////」




今、ものすごく胸がドキドキしてる




この胸のドキドキはキスされたからだけじゃない




私・・・




















---END---

ども、4話ですね。テストが近くってヤバイです。
ケータイ代も半端なくヤバイです。(関係ないッッ
もうね、そろそろヒロインの心動かさないといけな
いと思いまして・・・。やっぱコイツに・・・ね。
なっちゃったかもねぇーーー!!分からないけど。