この気持ちは・・・

























争奪戦

























あれから私は冬獅郎と一緒にいた





この変な気持ちを持ったまま





この気持ちはアレなのだろうか





私は冬獅郎の事・・・




















、何ボーっとしてんだよ。ほら飲み会やる場所に着いたぜ」





日番谷はに話しかけながら、大きな木を指差した





「ん?あ、本当だー何人かもう集まってるね」





既に木の周りには藍染、朽木、阿散井、京楽、檜佐木達が集まっていた










「お、ーーー!!」










阿散井はを見つけると大きく手を振った





「遅かったね君。・・・日番谷君とずっと一緒にいたのかい?」





最初の方の口調は明るかった藍染だったが、日番谷の所からとても暗くなった





「え、えっと;そうですけどー・・・;;」





なんか藍染隊長怖い





顔は笑ってるけど、絶対心の中はなんか怒ってるよ





「別に関係ねぇだろ」





争奪戦なんだしよ、一緒にいたっていいじゃねぇか





日番谷はと藍染の間に入りながら言った










ちゅわぁ〜んvV今夜は楽しもうねぇ〜♪♪」










2人が互いに睨み合っていると、の方へ京楽がやってきた





「京楽隊長・・・もう酔っちゃったんですか?」





あれ、この人はいつもこうだっけ





「んふふwちょっとコッチきて僕にお酌してくれない?」





そう言って京楽はの手を掴んだ





「え、でも私そんなのやり方わかんないんですけど;」





「僕の隣にいてくれるだけでもいいんだよぉー?」





そんな事言われても;;



やっぱ京楽隊長お酒臭いし




















「兄、が脅えてるではないか」




















「く、朽木隊長」










嗚呼、朽木隊長が女神様に見える・・・



あ、神様か?





「そうだったのかいちゃん?」





京楽はに顔を近づけた





うぅ・・・酒臭・・・





「だからやめろと言っておるのがわからぬのか」





朽木はそれを見ると京楽からを離し





自分の方に抱き寄せた

























ドキン・・・

























あ・・・あれ?



何今のドキンって



わ、私もしかして朽木隊長にときめいてんの!?





「いいじゃないかぁ〜」





「言っている事がわからぬようだな・・・」





朽木は京楽を睨みつけた





「ぅ・・・・;;冗談だよ冗談。あ、ちょっと用思い出した〜;」





京楽は青い顔をして離れていった




















「有難う御座いました、朽木隊長」








「別に構わぬ」








「あ、あの朽木隊長・・・」








「なんだ?」








「そろそろ離してもらえませんかね?」








「それは駄目だ」








朽木は京楽が去ってもを離そうとしなかった





「もう飲み会始まりますよ;?」





「このままでもいいだろう」





んな、いい訳ないじゃないですか!!



恥ずかしいし・・・それに



冬獅郎に見られたくない





「ぇ、でもやっぱり恥ずかしいんで・・・」





は朽木の胸を押した




















には私の気持ちがわからぬのか?」




















え?




















朽木は少し切なそうな顔をして言った




















「私の気持ちは通じぬのか?」




















何言ってるんですか朽木隊長










「私はをこんなにも好きだと言うのに・・・」










朽木はの背中に回していた腕に力を込めた










「ずっとの事を「なにしてんのお二人さん、飲み会始まるで?」










「市丸隊長」





「市丸・・・」





あと少しという所で止められた為、朽木は不機嫌そうに市丸の名前を呼んだ





「はよ、行こうや。みんな待ってるで」





そう言って市丸はの手を掴んだ





「あ、はい」





どうにか助かったみたい



あのままだったらどうなってたんだろう;




















---END---

あれ・・・ヒロインのお気に入りに朽木も追加?