そしていよいよ飲み会が始まった

























争奪戦

























「んじゃかんぱぁ〜い!!」










市丸がそう一声かけ飲み会が始まった





ちゃぁ〜んvVお酌頼むよぅ!!」





京楽はに向かってヒラヒラと手を振った





「あーはいはいどうぞ京楽隊長」





今日はあんまり飲めないんだろうなぁー





そう思いながらは京楽の側へ行きお猪口に酒を注いだ






「いやぁ〜やっぱちゃんにお酌してもらうのは嬉しいねぇ」




「そりゃどうも」





この飲み会何時までやんだろう・・・





「おい、コッチ来いよ!」




「そうだそうだ」





修兵と恋次がを呼んだ





「あ・・・じゃ京楽隊長私行きますね」




「え;;」





は素早く立ち上がり京楽の側を離れた















「おー来た来た」




「やぁ君」





が修兵と恋次の所へ行くと他にイヅルが一緒にいた





「此処は副隊長トリオね」




「まぁ座れよ、ほらお猪口」





恋次はを自分の隣に座らせると自分が飲んでいたお猪口をに渡し酒を注いだ





「あんがと」





はお猪口に口をつけた





あーお酒なんて久しぶりだわー私あんま強くないんだよねぇ





君は大変だよね、今日平気だったかい?」





既にほんのり頬を赤くしているイヅルが聞いてきた





「もう今すぐやめたい気分だよ・・・。なんで私だけこんな思いしなきゃいけないんだろぅ・・・」




「そりゃが山本総隊長の孫だからだろ」





修兵は空になったお猪口に酒を注ぎながら言った





「まぁね、でもそこまで心配しなくても私は平気なんだけどなぁ」





まず一 なんで隊長 副隊長じゃなきゃいけないんだろ




私は優しい人ならいいんだけど





「可愛い孫の事が心配なんだよっ//」





イヅルはそう言い終わるとコテッと倒れた










「イヅルくん!?」










一体どうしたの急に;;





「あー飲みすぎだ。寝ちまってる」





恋次はイヅルの頬を引っ張りながら言った





「か、介抱した方がいいよね?」





こんな所で寝たら駄目だし・・・





はイヅルに近づいた










〜イヅルなんかより僕を介抱してやぁ〜」










苦しいねん





そう言いながら市丸はに凭れかかってきた





「ぅわ、市丸隊長;く、苦しいんですか!?」





そりゃイヅルくんより重症だ





「そうやねん」




「何処がどのように・・・」





は少し慌てながら市丸に聞いた




















「心臓が・・・見ると苦しいねん」




















「は・・・?」





何言ってんだこの人・・・





「嘘吐いたんですか市丸隊長」




「嘘やないよ!ホント苦しいんよ」





此処がキューってなんねん





市丸は自分の胸を掴みながら説明した





「はぁ・・・・市丸隊長を心配した私が馬鹿だった」




「えぇ;それ酷ッッ!!」





市丸はその言葉にショックを受けて一人小さくなりながらブツブツ言っていた





それにしても顔熱いなぁー



私も酔っちゃったみたいだわ



ちょっと抜けちゃおーっと





はそっと一人茂みの中に入っていった




































はー・・・やっと落ち着いた



今日は一人になれる時間なんてなかったからなぁ





は茂みを抜け草原に腰を下ろしていた





今日、何処で寝よう・・・すっかり忘れてた



冬獅郎の部屋でも行こうかなぁ



どうせ餓鬼・・・違う・・・



冬獅郎は私が思ってる程餓鬼じゃない



良く考えてみれば昨日跨れた時も抵抗しようとしても無駄だったし



さっきのキスだって・・・










「そこで何してるんだい君」










「っぅわ!!藍染隊長」





ビビビビックリしたぁー急に声かけてくるんだもん





「すまないね驚かせるつもりはなかったんだけど;」




「藍染隊長こそ此処で何してるんですか?」




「あぁ、僕だけじゃないよ。あそこで更木に日番谷君、朽木がいるよ」





なんだ、場所変えて飲んでたんだ





君もおいで」





そう言って藍染はの手を握った





「あ、はい」















「ん?じゃねぇか此処こいよ酒注げ」





更木はを自分の膝の上に座らした





「ぇ、いや更木隊長、絶対此処に私が座るの間違ってますから;酔ってるんですか?」





「別にいいじゃねぇか、お前大きいって訳じゃねぇんだし。やちるとよほどかわらねぇ」





えー絶対確実に私の方がやちるちゃんより何倍も大きいと思うんだけどなぁ



なんだか落ち着く感じもしなくはないけど・・・





は更木に酒を注ぎながら考えていた










他の奴にもお酌しろよ」





正面にいた日番谷が話しかけてきた





「あ、ゴメンって冬獅郎お酒飲んでるの!?ジュースじゃな「喧嘩売ってんのかテメェは」





日番谷は眉間に皺を寄せながら酒を飲んでいた





「いやでも冬獅郎にはオレンジジュースとかの方が似合うと思って・・・」




「いい度胸だ」





さっきのじゃまだ分からねぇみたいだな俺が餓鬼じゃねぇって





日番谷はニヤッと笑いながら言った





「ぇ、そっそんな事ないよ!!もう十分です!!」





と日番谷が話していると、そこへ一羽の蝶が飛んできた





「地獄蝶か・・・」





朽木は一人飲んでいると口を開いた










“隊長並びに副隊長各位に御報告申し上げます 争奪戦についての変更がありました 



明日、自由時間を変更し午前9時より一番隊詰所にて行う事となりました 以後変更はありません 以上”










「自由じゃなくなったんだ。何するんだろう」




「まぁ明日になりゃわかんだろ。そろそろ俺帰るわ」





そう言って日番谷は立ち上がった





「え、あ、私もあっち戻りますね」





やっぱ今日冬獅郎の部屋に泊めてもらおう



早く言わなきゃ





は更木の膝から退き、日番谷の後について行った





































「おい、




「ん?何」





しばらくすると日番谷は立ち止まりの方を向いた





「お前いつまでついて来るつもりだ。とっくに過ぎちまったぜ?飲み会の場所」




「あ、あのね違うの。ぇっと・・・」





なんだか恥ずかしい 男の子の部屋に泊めてなんて言うの





「??」




「ぁのー・・・」




「一体なんなんだよ」





日番谷は少しずつ眉間に皺を寄せていった










「今日、泊めてくれない・・・かな?」










は、恥ずかしい!!なんで私が冬獅郎にこんな恥ずかしい事言わなきゃなんないんだろう





「いいぜ」





そんな事早く言えよな




そう言って日番谷は再び歩き始めた





「え、いいの?」





は日番谷の横に並んだ





「あぁ、他の奴の部屋で寝られるよりマシだ。それにが自室に戻れねぇのは知ってるしな」





俺から誘おうかとも思ってたんだ





「そうなんだ、ありがとね冬獅郎」










今日果たして私は寝れるんだろうか




きっと緊張しすぎて眠れない・・・




















---END---

うぃーもう夏本当の本当に終わっちゃいましたよね。

どうしましょう。題変えようか・・・(普通にしようかな

まだ後何話続くかもわからないし;困ったなぁー・・・