私達が一番隊詰所に入ると 争奪戦2日目が始まった

























争奪戦

























「全員揃ったようじゃな」










私達が詰所の中へ入ると待っていたようにじいちゃんが椅子に座っていた





「ねぇじいちゃん、変更ってまたどうして?」





私は一番気になっていた事を聞いた





別に昨日と一緒だっていいと思ってたし



何よりそっちの方が逃げられていい・・・





「昨日一部始終を見て、それでこれは効率が悪い事に気付いたんじゃ」










さえ逃げてしまえば何もできないじゃろう?










「・・・うん」



「それならば、一つの場に集め 一度に事を済ませた方がいいじゃろう」



「で、今日は一体何すんだ?」





私とじいちゃんが話していると横から更木隊長が来た




















「うむ、今日は手っとり早く此処でに一言ずつ愛のメッセージを言ってもらおうと思ってな」




















「「「「「はぁ!?」」」」」










ななな何言ってんのじいちゃん・・・;;;





“愛のメッセージ”!?何年前の言葉だよ!





「じいちゃんそれは流石に・・・」





絶対笑うから無理!!










「そんなん簡単やぁ〜んvV僕はOKやでw」





な、何賛成してんだコイツ・・・・ッ





「・・・そうだね、確かにそれは手っとり早いかもしれない」





嗚呼素敵スマイリー様までそんな事・・・










「俺はそんなの断固反対だッッ!!」










その時 冬獅郎だけが反対の声を上げた





おぉ!冬獅郎じゃん





「なんでなんだぃ?」





それにすかさず京楽が声を出した





「そうっスよ、そっちの方が断然楽ですよ?」





れ、恋次まで・・・アンタ・・・





「そんなの・・・・・・じゃねぇか////」





冬獅郎は何やらもごもごと言っていた




え?今なんて言ったんだろう




















「そんなの恥ずかしいじゃねぇか////」




















一瞬周りは静まり返り一斉に笑い声が広がった





「あははははは、なんやの十番隊長さんったらーww」



「うるせぇ市丸!!////」



「「ぅっく・・・日番谷隊長・・・っ・・・」」



「檜佐木!吉良!テメェ等も笑い堪えてんじゃねぇ!笑うなッ!!」



「まだまだ餓鬼だなテメェは」



「・・・・・」





更木の言葉で冬獅郎は固まった





あーぁ“餓鬼”って言葉は冬獅郎には禁句なのに・・・私はよく言うけど





「と、冬獅郎、そんな落ち込まないで;私も冬獅郎と同じ事考えてたからさ」





きっと今めっちゃ怒ってるんだろうなぁ





はゆっくり冬獅郎に近付いた










「・・・った・・・」










「???」










「わかったッ!!やってやるよ」





えぇ・・・;立ち直り!?



早過ぎるよ!冬獅郎!!










「愛のメッセージって事はつまり“プロポーズ”の時言う言葉みたいなもんだろ?」










ププププロポーズ!?まさか冬獅郎からそんな言葉が出るとは・・・





「そう言う事になるな・・・」





端に立っていた朽木が口を開いた





そうなんですか朽木隊長!?





「それならば、このやり方で異議のある者はいないのじゃな?」





山本が聞くと誰も何も言わなかった





「では、これに決定じゃ。今から2時間後に始めるぞ」





それまでは各自言葉を考えると良い










あーーーー!!どうしよう口にガムテープでも貼っておこうか・・・



絶対誰かの言葉で笑っちゃうよ・・・




















---END---

これも久々・・・(てか夢自体久々!?
後もう少し!もう少しで完結です!!!
てか、これはシリーズ化決定・・・!?
もしやるとしても今度はもっと短くしな
きゃ・・・長いし、季節感ねぇー・・・