「ちょちょちょちょちょおぉおおおおっふんがぁああああ!!」
「なんつー声出してんだよお前」
ちょっと、そんな冷めた目で見ないでよね!
全部高杉君のせいなのにィッ!
私はなんとかキスを阻止しようと、寸前で地面についた両腕に力を入れた
まだまだ筋肉は衰えていませんでした。はい。
今全体重がかかっちゃってるからピクピクしてるけどね、筋肉。
「おい、なんでそのまま倒れねぇんだよ、ほら、こいよ」
「ちょ、ゃ、やめて!腕掴まないでェエエエ!!;」
高杉君はそんなのお構いナシに私の片腕を掴み揺すった
あ、顔笑ってるし!ニヤついてるし!ワザとかコノヤロー!
「きゃっ」
私の努力は簡単に崩れて、私は高杉君の上に倒れた
「ぅぶっ!」
ぐるんっ
「ぇ・・・?」
倒れたと同時に、視界が反転した
私の視界には、相変わらず嫌な笑みを浮かべた高杉くんと
見慣れた天井
んじゃ、いただきます。
(へ?…はァア!?!?!?)
(お前どうせ初めてだろ?安心しろ優しくしてやる)
(な、何言って…ちょ、服の中に手ぇ入れるなぁあ;!!)