「はわぁ〜っ!!ドラマの再放送まであと1時間しかないよぉ〜っ!!」










君と手を繋いで帰ろう・・・・・










人の出入もまばらになってきた放課後の校舎・・・・・・

その中にある1つの教室で、は日直の仕事が残っているために帰れずにいた。





「なんでこんな日に日直なんだろ・・・・・・・・」





先程からドラマの再放送の開始時刻までに帰れるかが心配で独り言を呟くと言う、

他人に見られれば恥ずかしい行動を取る始末である。





「日誌も書き終わって・・・・黒板の掃除も終わって・・・・
窓の戸締りもして・・・・・・後は職員室の先生に届けて終わりか・・・・・・
長い道のりだったよぅ・・・・桃ちゃんは用事があるから帰っちゃうし・・・・
日番谷君だっていつの間にかいなくなってるし・・・・・・
彼氏なのに理不尽なんだから・・・・・・」





はぶつぶつぼやきながら教室を出た・・・・・・・・




                           





「これでやっと帰れる・・・・・まだ間に合うしよかったぁ・・・・・・・」





は無事に本日の日直の仕事を終えて、

靴を履こうと自分のクラスの下駄箱の前に行くと・・・・・・・・・





「遅い・・・・・・日直の仕事に何時間かけてるんだよ・・・・・・・・・」

「・・・・ひっ、日番谷君っ?!?!なっ、何で此処にっ???」

「何でって、お前・・・・・・待っててやったのにそんな反応かよ??」

「待ってるって・・・・・・あれからずっと・・・・??」

「当たり前だろ??まぁ、調べものしてたりしたけどな。」

「・・・・・・っ////////////」





いきなりの待ち伏せには真っ赤になる。





「真っ赤になってる暇があったら靴を履け。」

「ほぇっ?!・・・・・はっ、はいっ!!」

「早く履かないと置いて行くぞ??」

「まっ、待ってよっ!!日番谷君っ!!」





は慌てて靴を履くとすでに校舎の外にいる冬獅郎の横に行く。





「もうっ!!待ってよぅ!!」

「十分待ったぞ??」

「・・・・・・ありがとうございます・・・」





そう言って、二人は帰り道を歩き始める。






「にしても、今日はやたら冷えるな・・・・・・・」

「そうだね・・・・息も白いし・・・・・手も冷たいかも・・・・・・・・」

「どれ・・・・・・・おまっ、手ェ冷てっ!!」





冬獅郎は、の手に触れてあまりの冷たさに声を上げる。





「だから言ったのに・・・・・・・・
でも、日番谷君はあったかいねvvうらやましいやvv」

「なんなら、あっためてやろうか??」

「へ??」




冬獅郎の発言には首を傾げる。





「今日は特別に手を繋いで帰ってやる。」

「えっ・・・・・////////////」

「嫌なら別にいいんだぜ??」

「ううんっ!!繋ぐっ!!」





が嬉しそうに手を差し出すと、冬獅郎はいきなりの腕を引っ張り・・・・・・





「っ・・・・・・お代はこれでいいぜ??」

「いっ、いきなりキスするっ/////////?!普通っ/////////!!」

「たまにはな。・・・・・・別に悪くないだろ??」

「嬉しいけど・・・・恥ずかしい・・・・・・/////////」





はいきなりのキスに顔を赤く染める。





「スリルあるだろ??」

「キスにスリルなんて求めてないよぅっ////////////!!」

「じゃあ、これから安心出来る俺の部屋に行って、キスしてやろうか??」

「それって、キス以外にもっとすごいの付いて来そうだからっ/////////!!」

「何妄想してんだよ。はヤりたいのか??だったら、喜んでヤッてやるよ。」

「もうっ/////////!!馬鹿っ/////////!!」






結局この後、冬獅郎の言葉に逆らえなくなったがどうなったのかは、
言うまでも無い事である。






終わり。






あとがき。


獅馨哉様!!
改めて、100000Hitおめでとうございます!!
それと、めちゃくちゃ遅くなってしまってすみませんでした!!
リクエスト通り、『パロ(学生)で、寒い日に一緒に手を繋いで帰る・・・』
にしてみましたが・・・・・・・ちゃんと消化出来てるのか不安です。
最後の発言とか大丈夫でしょうか??
どうぞこんな駄文でよろしければ、お納めくださいませ。

読んで頂きありがとうございました!!


2006.12.20   冬獅郎の誕生日!!おめでとー!!

沖田時雨。





***

沖田さんからのステkingなプレゼントですー。
更新するの遅くてすみませんでした。
大切にしますね!
そして冬獅郎にもうキュンキュンです☆←