あれからなんやかんやありまして、
また高杉君は思い出したように私に手を出し始め、
でもご飯だとお母さんが呼びに来ると早々と私の上から退き一番にご飯を食べる椅子に座りました
え、ちょ、それって私がオムライス以下ってことかコノヤロー
まあそれは置いておきまして、ご飯のあとは高杉君は大人しく自分の家へ帰っていきました
お母さんはちゃっかり
「また来てね〜!いつでも高杉くんなら大歓迎よ〜!!」
とハート飛ばしまくりでした。
全く腹が立つ。自分の年を考えろっつーの!
えー、なんか作文(?)みたいになりつつあるのでちゃんと話に戻します。
――次の日――
「おはようございまさァ」
「あー総悟おはよー」
「なんでィその適当さ!は俺の事嫌いなんですかィ?うわーん酷ェやー」
「え、ちょっと朝からそういう絡みは正直辛いんですけど・・・」
ザワザワと今日も朝っぱらから煩い3-Z
私が教室に入ると総悟が話しかけてきた
「相変わらずはノリが悪ィなァ、そんなんじゃ人生上手く生きていけねェぜ」
「アンタに言われたくないから。もうアイマスクつけて寝てろよ」
実は総悟とは幼馴染だったりなかったり・・・
まあ幼馴染なんだけれども、だから高杉君とは違って口調はこんなんなんです。
「あ、そういやァって高杉のヤローと付き合ってんですかィ?」
「え〜?何言って・・・ってはァ!?!?ホント何言ってんだよお前!!」
私は自分の席に向かい机の上に鞄を置くと、
総悟は思い出したようにそう言った
「動揺してるってことは付き合って・・「いやいやいや、付き合ってません!命かけちゃいますから!」
「じゃあ・・・・・恋ですかィ?」
「え?何?ボディーブローして欲しいって?ああお安い御用だ・・「よォ」
私が総悟の胸倉を掴み拳をつくっていると後ろから肩を叩かれた
ちょ、タイミング悪いっすよ高杉さん!
「ぁ、おはよう・・・」
「昨日はサンキューな」
「昨日ってなんですかィ!」
「おい総悟お前なんでそんな覇気覇気してんだよ!」
ぺチン、と私は総悟の頭を叩いた
いで、と総悟は叩かれた所を押さえるとバシッと私の頭を叩いてきた
「いだっ!」
「俺はMじゃないんでねェ、叩かれても1ミリも嬉しくねェや」
「お前を喜ばすためにやったんじゃないわっ!てかアンタ力強い!私手加減したのに!」
「俺ァSだから仕方ねェ・・・、なァ、高杉ィ」
「ちょ、変な所でフラないであげ・・「あァ、そりゃあ仕方ねェ、てか、あのよォ」
私が折角止めてあげたのに、それを遮って高杉は頷いた
そしてふいに私の方を向く
「ぇ、何んですか」
「そ、そのよ、ぉおおう・・あーっと、その・・・」
「何そのドモり様・・・とっても気になるんですけど・・・;」
「だからよォ、その・・・・」
来週の日曜日
お暇ですかお嬢さん。
(・・・・・・どうしたの高杉くん、頭でも打った?)
(・・・ちげェ、いいから俺の質問に答えろ)
(、こりゃァどーいうことか後でキッチリ聞きますぜ)
(・・・・・・・・・はあ;)