「う゛ー・・・気持ち悪い・・・」
「ちょ、ちょっと大丈夫!?;;」
この頃、つわりが酷くて困っている・・・
Believe
「う゛〜・・・」
は書類を整理していたものの、
つわりが耐えられなくなり書類を机に置き片手で口を押さえた
「とにかくトイレ行きましょ!;・・・隊長!!」
の近くにいた乱菊はの背中を摩りながら少し離れた所にいた冬獅郎を呼んだ
「ぁ?どうし・・「のつわりが酷いんです!」
乱菊がそう言うと、冬獅郎はその場から立ち上がりすぐにの場所へ行った
「大丈夫か?」
「気持ち悪いよぉー・・・」
「隊長撮りあえずトイレに連れて行ってあげて下さい」
「あぁ」
冬獅郎は頷くとをお姫様だっこし、瞬歩を使って詰所から出て行った
「こういう時瞬歩って便利ねー」
乱菊はそう呟きながら小さく溜め息を吐き自分の机に戻った
「・・・ごめん、冬獅郎」
暫くして、と冬獅郎はトイレの近くにある手洗い場にいた
「気にすんなって言ってるだろ;」
「だって・・・」
は壁に寄り掛かりながら俯いた
「代えだってあるんだしよ」
冬獅郎はそう言うとキュッと蛇口を閉め、死覇装で濡れた手を拭いてからの頭を撫でた
詰所を後にした二人は、急いでトイレに向かったものの
は限界を超えてしまいその場で吐いてしまった
それが少し冬獅郎の羽織に付いてしまい、冬獅郎は手洗い場で洗っていた
そして今に至る
「でもでも、やっぱりいくら好きな人のものでも嫌だよ!」
「だから俺は平気だって言ってんだろ;それにもうやっちまったもんは仕方ねぇだろ?」
「・・・うん、でも処理も冬獅郎にやってもらっちゃって・・・」
ははぁ、と大きな溜め息を吐きその場にしゃがみ込んだ
「まだあの時は気持ち悪かったんだから、それも仕方ねぇって」
「・・・冬獅郎があーなったら今度は私がやってあげるね・・・」
「そりゃどーも;」
冬獅郎は呆れながら返事を返すと、絞った羽織をその場で広げた
「じゃ、これ干しに行こうぜ」
「新しいのは?」
「詰所に置いてある」
冬獅郎はそう言ってしゃがんでいるの手を取り立たせ、ゆっくりと歩き出した
「今度からは少しでも気持ち悪くなったら言えよ?」
「はい、そうします・・・;」
がしょんぼりしながら返事をすると、冬獅郎は笑いながらもう一度の頭を撫でた
---END---
冬獅郎準備がいいですね。代えを詰所に置いておくなんて・・・。
つわりって酷い人はホント酷いんでしょう・・・?
獅馨哉はなったことないのでわかりませんけど・・・
2006/10/18