「確か此処に代えが・・・」
冬獅郎とは詰所に戻り、
冬獅郎は代えの羽織を詰所の仮眠室の端にある箪笥の様な所を漁った
「冬獅郎ー・・・本当にある・・「っ、あった」
はまだ罪悪感が残っているのか不安そうな顔をしながら言うと、
それが言い終わらないうちに冬獅郎は羽織を見つけた
Believe
「そっか・・・良かったね」
は安心したのか小さく溜め息を漏らす
それとは逆に冬獅郎の眉間に皺が刻まれた
「・・・つかえねぇ・・・;」
「え?」
「そういやこれ前の任務の時着てて・・・」
冬獅郎はそこまでいうと持っている羽織をに見せた
「虚に切られたんだよ、んでさっき洗った羽織と交換したんだった」
冬獅郎ははぁ、と溜め息を吐き、破られた羽織をベッドの上に放った
「ぇ・・・じゃ、じゃあどうするの・・・?;もう代えないの?」
「あぁ、ない」
「・・・ごめんなさい」
は俯き小さく呟いた
「んな顔すんなって、俺のせいでもあんだろ?」
俺がちゃんと覚えておかねぇのも悪いんだし
冬獅郎はまた落ち込んだを慰めるように優しく頭を撫でた
「・・・・うん、ありがと//」
はニコリと笑って、冬獅郎に頭を撫でられたのに照れたのか頬をほんのり赤く染めた
「・・・・っ、そんな顔すんじゃねぇよ////」
「ぇ?;」
冬獅郎はの頭から手を離すと、顔を手で覆いながら顔を逸らした
「我慢できなくなんだろ・・・//」
俺だって色々我慢してんだからよ・・・
「ぁ・・・、ごめん・・・////」
「・・・子供が生まれたら、手加減しねぇからな」
「は!?;何言って・・・っ」
が冬獅郎の言葉に言い返そうとすると、
冬獅郎は再び前を向き、不意打ちでの唇に触れるだけのキスをした
「じゃ、仕事戻るぞ」
いつまでもこんなことしてられねぇからな
冬獅郎はそう言っての顔を覗きこむ
「・・・うん////」
が真っ赤な顔をしているのを確認すると、冬獅郎は意地悪く笑った
---END---
冬獅郎の・・・意地悪く笑った顔を想像すると悶えます。爆