月日、季節はどんどんと過ぎ、変わってゆく




















そして私の身体も、それと同じように変わっていった















もうお腹はまん丸で、誰がどう見ようと 妊婦 となっていた


























Believe

























「じゃあ、冬獅郎はお仕事頑張って」





「あぁ、なんかあったら直呼んで下さい、卯ノ花隊長」





「えぇ、わかりました」

























私は今日から四番隊、卯ノ花隊長の側にいることになった



もうすぐ出産日ということで、冬獅郎が卯ノ花隊長に頼み込んだらしい















「じゃあな
















そう言い私の額にキスをすると冬獅郎は詰所に戻っていった







































これから、出産日まで何をしようかな








































































それから数週間、










卯ノ花隊長はとても優しくしてくれて


休憩時間、もしかしたら違うかもしれないけど、冬獅郎や乱菊さん達も遊びに来てくれた




















、予定日まであとどのくらいなの?」




「えっとー、三日・・・ですね」




「そっかぁー、なんか楽しみね」




「はい!」










乱菊さんが持ってきてくれた羊羹を食べながら私はそっとお腹を触ってみる






























確かに、感じることができる我が子


もうすぐ生まれるのかと思うと、涙が出てきそうになる










































「じゃあ、あたしそろそろ戻るわ」















暫くお喋りをして、乱菊さんはそういって椅子から立ち上がった










「ぁ、はい、ありがと・・・う゛・・・っ」










「ぇ、ちょっと!?ぅ、卯ノ花隊長!」
























私が乱菊にお礼を言おうとした瞬間



今までで一番凄い痛みがお腹を襲った





















さん!しっかりして下さいね」










乱菊さんが急いで卯ノ花隊長を呼んでくれて


卯ノ花隊長は私のお腹を撫でながら乱菊さんにこう言った






































「日番谷隊長に出産日が早まりましたと、伝えて下さい」




































「わかりました」










乱菊さんは頷き、走りながら四番隊を出て行った




















---END---

いよいよ出産!