絶対私は冬獅郎似の男の子を生もう










そして絶対「僕大きくなったらママと結婚する」って言わそう










冬獅郎がそれを聞いて飲んでいたお茶を噴出したりして










それを見て私は笑うの


























Believe

























幸せな夢を見た




















私が冬獅郎似の男の子を生む夢




夢だから、ちょっと成長するのが早くて




どんどん冬獅郎に似ていくの










それで子供が5歳ぐらいの時に「ママと結婚する」って言われた










とても幸せ















これが本当になればいいのに・・・




































「おい、起きろ」













「・・・・んっ、ぁ・・・、冬獅郎」




「こんな所で寝んなよ、体調崩すだろ」






目を覚ますと、愛用の湯飲みがまず目に入った


それから、眉間に皺を寄せている冬獅郎の顔






「ごめん」




「疲れてんならもう家帰っていいぜ?」




「隊長ったら奥様にはお優しいんですねー」




「黙ってろ松本」






冬獅郎が心配そうにに言っていると


たまたま横を通った乱菊が呟いた






「あら、聞こえてたんですか」




「当たり前だろ、そんなにデケェ声で言ってんだからよ」




「それはそれはすみませんでしたー」






乱菊が棒読みでそう言うと冬獅郎の眉間の皺がより深く刻まれる


はそれを見て ふふ、っと笑った






「相変わらず楽しいなぁー、冬獅郎と乱菊さんの会話は」




「こっちは楽しくなんかねぇよ」




「あたしは楽しいわよーw」




「ですよねw」






冬獅郎が嫌そうな顔で乱菊を見ると


何故だかウインクをされた






「なんだ今の」




「小さな愛情表現です」




「意味わかんねぇよ」





「あはは」





は笑うんじゃねぇ」






冬獅郎はそう言っての口を押さえると


乱菊にどっか行けと手をヒラヒラと振った











「はーい、邪魔者は退散させていただきまーす」










これだから新婚は・・・、と乱菊はぼやきながら自分の席へ戻った








、お前今日はもう家帰ってろよ」








「ぇ、でも・・・」




「俺も今日は久しぶりに早く帰っから、飯作っといてくれ」




「・・・うん、わかった!」






は冬獅郎との夕食に惹かれたのか元気良く立ち上がり帰りの支度をした




















「気をつけて帰ろよ?」









「うん、美味しい物作って待ってるね」




「おう」




















何作ろう










ハンバーグ?







カレーライス?







肉じゃが?










とにかく久しぶりに一緒に食べるんだからとっても豪華にしちゃおう















材料買って帰らなきゃ、とは小さい声で言うと


楽しそうな笑みを浮かべながら赤く染まり始めた空を見上げた




















---END---

なんだこれ。ただなんとなく作りました(ぇ

獅馨哉はハンバーグ食べたいな。

てか冬獅郎がハンバーグ大好きだったら萌る!!!(鼻血