今日も私はあいつに挑みに行く
死なれちゃ後味悪いんだよ
「ひーばーりーー!」
「煩いよ、」
雲雀がの後を付いて歩くようになると
はYシャツからポロシャツへと変え
今度はが雲雀の後を付いて歩くようになった
「なーなーなーなー」
「僕の言ってる事が聞こえなかった?」
「煩いんだろー?」
はニコニコ笑いながら木刀を振り回す
「そう、それとその木刀邪魔」
「木刀は気にするな!」
はそう言うと雲雀の手を掴む
「何」
「そろそろ決めてくれたか?」
ボンゴレに入るの
「僕は群れるのが嫌いなんだ」
何度も言わせないでくれる?
雲雀はそう言って片手で口を押さえながら欠伸をする
「で、でもあたし次第で入るって・・・」
「それから何かした?」
「・・・・;;;」
そういえば、あたしはアレから何も行動していない
それじゃあ雲雀が入らないのも当たり前だ
はショックを受けたのか両手で頭を抱え魂が抜けたように固まった
「ちょっと、そんな所で固まらないでよ、一緒に居る僕が恥ずかしい」
「・・・・ぁ、ごめん」
くそぅ、このままじゃ雲雀がボンゴレに入らないじゃないか
何か行動しなければ
はふと自分の持っている木刀に目をやる
やっぱり、力でいこうか
あたしにはそれが一番合っているだろうし
そう思いはギュッと木刀を握り締め、振り上げた
「雲雀ッ、覚悟!!!」
雲雀はあたしがそう言うとすぐこっちを向いた
此処まではいつもと同じ反応
この後雲雀はトンファーを出すか素早く動いてかわす
その筈なのに
あたしの木刀雲雀の首に直撃した
「!?」
雲雀はその場に倒れこむ
は訳が分からずその場に木刀を落とした
「な・・・、なんで!?」
いつもならこんなの簡単にかわすじゃないか
「別に・・・・それより何泣きそうな顔してんの」
「べ、別に泣きそうな顔なんてしてねぇよ!!」
雲雀は木刀が直撃したところを押さえながら立ち上がる
衝撃がよほど強かったのか足取りはフラフラしていた
「とにかく保健室・・・」
「そんな心配ないよ、それよりもう終わりなの?」
僕と戦いたいんでしょ?
雲雀はそう言うと落ちていた木刀を拾い
に差し出した
「いいんだよ、とにかく行くぞ保健室」
それ冷やさないとかなり腫れるし
は木刀を受け取るがもう片方の手で雲雀の手を掴んだ
「それに、反撃してこない雲雀じゃ詰まらないだろ!」
は詰まらないを強調しながら雲雀を引き摺るように保健室へ向かう
「木刀は人を殺す事だってできるんだ。今の雲雀に死なれちゃ後味が悪いんだよ!」
「正直に心配だって言えば良いのに」
「心配なんてしてねぇよ!!////」
は雲雀の言葉で耳まで真っ赤にして反論する
それを見た雲雀はクスっと小さく笑った
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こらー、微妙とか言わないでね。
なんか雲雀熱が突如再来。
あれだ、夏だからだね。(ェ