今、何故こうなってしまったのかが分からない
視線が絡む
「な、何だよ」
「」
その瞬間
唇になにか柔らかいものが触れた
「んっ!?・・・ぅ、ふっ・・・っ////」
は慌てて雲雀の肩を押し離れる
「こんな事されると思った事なかった?」
「////」
雲雀は怪しく笑いながらそう言うとの顔を覗きこむ
一体、どうなってんだ//
なんで雲雀が・・・あたしに・・・
キ、キスなんて・・・
意味わかんない
「ふ、・・・ふざけんなよ!!//」
「別にふざけてないけど」
「嘘吐くな!普通こんな事好きな奴にしかしねぇだろが」
は顔を真っ赤にしながら雲雀を怒鳴った
その言葉を聞いて雲雀は少し肩を震わせる
「もしかして気付いてないの?」
「な、何がだ!?」
「はぁ、・・・馬鹿」
雲雀は溜め息を吐くとつまらなそうにから顔を逸らした
「ば、馬鹿ァ!?なんでだよ!!」
「しかもまだ気付かないし」
「言ってもないのに分かる訳ないだろ!?」
は訳が分からず
少し焦りながらそう言うと
雲雀はまた一つ溜め息を吐き
の方を見る
「だから・・・」
二人の視線が絡む
「僕はの事が好きなわけ」
「はぁ?」
はつい予想していなかった言葉に間抜けな声を漏らす
雲雀はそれにピクリと眉を動かした
「何その間抜けな声」
「ぁ、ぃや、ちょっと吃驚して・・・」
「つまり、少しも気付いてなかったんだね」
「ぉ、おう」
なんてこった
まさか雲雀があたしを好きだったなんて
ホント少しも気付かなかった
ある意味一生の不覚かも
「まぁいいや、もう遠慮しないし」
「ぇ!?」
「覚悟しといてよね」
雲雀はそう言うと立ち上がり
の額にちゅっと音を立ててキスをすると
楽しそうな笑みを浮かべて保健室を出て行った
---END---
なんてこったぁあああぁあっっ!!!(何
↑のは最後の雲雀に額にキスされた時のヒロインの心の叫びです(ぇ
絶対叫んだって。もうしっかりばっちり確信もっちゃったみたいな。